ユニクロはグラフィックアーティスト・花井祐介のUTコレクション発売を記念し、ごみ拾いをスポーツ感覚で楽しむスポGOMIとして、花井祐介参加のスペシャルイベント<スポGOMI×UNIQLO×花井祐介>を、4⽉22⽇(⼟)にユニクロ原宿店で開催した。
スポGOMI×UNIQLO×花井祐介
「スポGOMI×UNIQLO」は、地域の住民と共に⾏う社会貢献活動。2021年11⽉の京都河原町店に始まり、全国各地で開催され、1,200名以上が参加した。今回は花井祐介をゲストに迎え、⼀般応募で集まった参加者65名と、 ユニクロ原宿店付近で拾ったごみの量と質でポイントを競った。
開会式にて拍⼿で迎えられた花井は、「ユニクロさんからスポGOMIの活動についてお聞きして、ぜひやらせていただきたい! と思い、今回初めて参加することになりました。先日リリースした僕とUTとのコラボレーションのテーマが、環境への⾝近なアクションを⼀押しする『ONE STEP FORWARD』なんです。その⼀つのアクションとして、僕も⼀⽣懸命取り組みたいと思います」とスポGOMI参加に当たっての意気込みをコメント。また、自身が継続して取り組んでいるビーチクリーン活動に関連して、「趣味でサーフィンをしていると、ごみが海に浮いていたりビーチに落ちていたりするんです。だから友⼈たちとビーチクリーンをよくやるんですが、いくらやっても全然無くならないんです。調べてみたら、そのほとんどが街からやってくるのを知りました。街のごみが無くならないと海のごみも無くならない。まずは身近なアクションをするのが第⼀歩だと感じます」と語った。
その後、競技後に参加者とともに完成させる、花井が今回のために描いた特別なアート作品が紹介されると、「ゴミを拾って、街をきれいにすることで、海やタコ、魚が喜ぶ姿を書いてみました。海に落ちていたごみのピースをみんなでこのキャンバスに貼って、きれいなアートに仕上げてほしいと思っています」と、アートを通して「ONE STEP FORWARD」を体現していくことへの思いを述べた。
競技から戻ってきた参加者は、集めたごみの計量中に、花井が今回のために描いたアートのごみ袋の中に、プラスチックごみを貼り付けていくワークショップに参加。貼り付けるプラスチックごみは、実際に海洋ごみとして集められたもので、ごみをアートに再利⽤する体験をした参加者からは、「リサイクルの⽅法の⼀つとしてアートに変えるというのは良い取り組みだと思った」「カラフルなごみがたくさんあって楽しかった!」など、⼦供から⼤⼈までごみ拾いをポジティブに捉え、楽しむ声が上がった。参加者がごみをアートに貼り付けていく作業を⾒守っていた花井は「これだけ⾒ると、海にはこんなにごみがあるとわかって、ポイ捨てを躊躇するようになると思う。ごみを捨てない意識付けが進んでいくといいな」と、自身の作品が地球について考えるきっかけになることへの期待感を語った。
今回、制限時間45分間で集まったごみの総重量は32.66kgと、多くのゴミを拾っていた花井も驚きの表情を浮かべていた。優勝チームには、本イベントのキービジュアルとなった花井祐介書き下ろし原画と花井祐介UT、トートバックがプレゼントされた。表彰後、参加者からは「もともと花井さんの作品が好きで、昔から何か活動で貢献をしたいなと思っていたので、とても 貴重な機会となりました」とアースデーに地球のための「ONE STEP FORWARD」な活動ができた充実感が伺えた。
参加者と花井によって制作された作品は、イベント終了後からユニクロ原宿店の花井祐介UT特設コーナーに展⽰されている。地球に思いを馳せながら、ぜひ鑑賞していただきたい。
EVENT INFORMATION
スポGOMI×UNIQLO×花井祐介
2023.04.22(⼟)
8:15〜10:15
ユニクロ原宿店 WITH HARAJUKU B1 特設会場(東京都渋⾕区)
主催:株式会社ユニクロ
協力:⽇本スポGOMI連盟/⼀般社団法⼈ソーシャルスポーツイニシアチブ/WITH HARAJUKU