4月6日(金)より全国公開となる映画『娼年』の原作は、2001年の直⽊賞候補となった⽯⽥⾐良の恋愛⼩説。⼥性の欲望をありのままに描いた刺激的な内容と、⼥性たちに向き合うことで変化を遂げていく主⼈公リョウの姿を繊細な表現で描いている。

そして今回、松坂桃李演じる“娼夫”リョウに、客として出会う女性たちの場面写真が公開された。

映画『娼年』松坂桃李演じる”娼夫”リョウが出会い、 欲望を解放していく⼥性たちの姿が公開 film180216_shonen_01-1200x782

欲望を解放していく女性たちの姿

女性専用コールクラブ「Le Club Passion」のオーナー・静香がリョウに「女性の欲望はあまりにも広くて、予測不能で圧倒されてしまう」と語るシーンがあるように、まさに様々な女性がそれぞれの欲望や想いを抱えて登場するシーンに注目だ。
また、リョウと⼥性たちの物語が展開するたびに東京の主要な都市が映し出される本作について、三浦大輔監督は以下のように語っている。
「映画では風景を描くことが可能なので、作品にリアリティを与える意味で東京の色々な街を切り取りたかった思いがありました。その効果も相まって、最終的には、現実と非現実がちょうど良いバランスで混在している作品になったと思っています」
街に溶け込みながら待ち合わせに向かうリョウと⼥性たち。その時の心情にも思いを馳せながら風景も楽しんでほしい。

困難と言われた映画化、全身全霊を込めた作品

これは、映画史における「事件」になる―。困難と言われた映画化に、「性描写に関しては⼀切妥協しない」と言う三浦大輔監督とともに臨んだ松坂が、「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語った。
監督、スタッフ、 俳優陣が全身全霊を込めて作った渾身の作品となる。
「娼夫」になる領を通して描かれる性、その性を通してひとりひとりの奥深くに潜む⼈間ドラマをぜひ、体感していただきたい。

映画 『娼年』

4月6日(金)、TOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー

出演:松坂桃李、真飛聖、冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、小柳友、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、階戶瑠李、⻄岡德馬/江波杏子
脚本・監督︓三浦大輔
原作︓石田衣良「娼年」(集英社文庫刊)
製作幹事︓ファントム・フィルム ハピネット
制作プロダクション︓ホリプロ
企画製作・配給︓ファントム・フィルム
レイティング︓ R18+
(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会

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edit by Ricky