写真家・澄毅の写真展<halo>が、BOOK AND SONSにて2月6日(土)より開催されることに。
澄毅の写真展<halo>がBOOK AND SONSにて開催決定!
被写体を撮影しプリントする方法に留まらず、プリント自体に無数の穴を開けて太陽にかざし、溢れる光を再撮影するという方法で作品を発表してきた澄毅。2019年発表の写真集『指と星』では、カッターでスリットを幾重にも入れ、そこに宿る美を表現している。
本展のタイトル<halo>は、天使や聖人の後ろに描かれる光輪を表す言葉だ。昨今の情勢の中で、“人とは何か”を改めて考え制作する中で出会った光の存在の強さ。そこに新しい世界を広げる可能性を見出せると感じた澄毅が表現する光は、未来への確かな希望を表している。 会場では1Fのギャラリースペースに加えて2Fのスペースも使い、約30点の作品が展示される。
なお、展示初日である2月6日19時30分からは、オンライントークイベントが実施される予定だ。イベントでは、作家による作品解説のほか、実際にカッターでスリットを入れる様子がライブ配信される。詳細はBOOK AND SONSのブログページにて発表されるので是非チェックを。
網膜の先を見出したくて作品をつくっている。
目に見える世界を私はあまり信じてはいない。本当に大切なものはその先にあるからだ。
また私は美を大切にしている。それはその先を見出すためにある痛みを抑えるため、モルヒネのようなものだ。溢れ、時に髪の毛のように絡み合う光の中から見る人それぞれの世界を見出してもらえたら幸いです。
澄毅
INFORMATION
澄毅写真展<halo>
2021年2月6日(土)〜2月21日(日)
12:00〜19:00
水曜定休/入場無料
BOOK AND SONS(東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番)
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*入場制限やアポイントメント制とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。