1月21日(土)から2月13日(月)にかけて渋谷PARCOの4F「PARCO MUSEUM TOKYO」にて、田名網敬一による個展<TANAAMI!! AKATSUKA!!/Thatʻs all Right!!>が開催される。
田名網敬一と赤塚不二夫がスペシャルコラボレーション
<TANAAMI!! AKATSUKA!!/Thatʻs all Right!!>は、田名網が生前に親交があった赤塚不二夫への想いを馳せ、鋭意創作を続けて生まれたスペシャルコラボレーションだ。
2人は田名網の秘めた尊敬の念によって細く⻑く結ばれている。70~80年代によく新宿や六本木のバーで一緒に酒を飲んだ記憶を語る田名網。だが幼少期に漫画家に憧れていた自分のプライドが邪魔をして、当時プライベートな時間を共有する関係性までは築けなかったと言う。しかし「信じられないくらい良い人だった」と田名網が語る赤塚不二夫の存在は、「バカは真面目に」という赤塚の精神と共に、田名網の作品にも深く刻まれている。
本展は赤塚りえ子氏の協力のもと、赤塚不二夫の代表作である『ひみつのあっこちゃん』や『天才バカボン』などの原画をモチーフに、ペインティング/コラージュ/ネオン/インスタレーションと様々な形式で新たな作品を制作が進められた。
田名網と集英社の再タッグが実現|特装版作品集やプリント作品がリリース
また本展に合わせて、集英社による特装版作品集『Thatʻs all Right!!』の出版及びSHUEISHA MANGA-ART HERITAGEによるプリント作品のリリースも予定されている。こちらのプリント作品は、70年代から『PLAY BOY』など数々の集英社雑誌のアートディレクションを手掛けた田名網と集英社の再タッグを象徴する印刷メディアとして、グラビア印刷の技術を駆使した過去に前例のないアート作品となった。こちらもぜひチェックを。