ビジネス、アート、テクノロジー、ポップカルチャーなど様々な切り口から多様な視点を100ページ以上のボリュームある特集と60ページ以上の連載を収録した季刊誌『tattva』。創刊号は銀座蔦屋書店にて雑誌売り場ランキング1位を記録するなど、 数多くの書店で大きな反響となり、この度第2号が創刊されることに!
『tattva』創刊2号 発売!
第2号の特集は「にほんてき、ってなんだ?」がテーマとなっている。長い時間をかけて構築された美意識から、いま海外輸出するのに旬な文化産業まで、世界中から日本にとても視線が集まる2021年の夏に向き合う特集に。
情報パンデミックとの付き合い方と題して、いま大きな話題を呼んでいる『三体』著者の劉慈欣のインタビューや、思想家・経済学者のジャック・アタリのインタビュー、さらにはコムアイのインタビューの豪華連載陣など、多様で特別な識者が登場する。
世界的なSF作家として活躍する劉慈欣のインタビューでは、「SF的視点からみた情報社会と インフォデミックの未来」をテーマに、今後このトレンドはどのように発展するのか、また技術はインフォデミックを抑止できるのか、を語っている。
ジャック・アタリのインタビューでは「メディアの歴史から近未来を語る」をテーマに国民の「情報リテラシー」の向上に焦点をあて、Q&A方式でメディアへの理解を深め、メディアの本質について迫っている。
水曜日のカンパネラのボーカルであり、モデルや役者など、さまざまな領域で才能を発揮しているコムアイのインタビューは、「ガラパゴス日本へのリスペクトとアイロニー」がテーマに。海外へ積極的に足を運び、居住もしつつ、現地の文化を身に浴びていた彼女が、内と外の両方から日本を考察することで見えてきたものがあったものは何か、ガラパゴス化した日本に対して、など自身の見解を紹介している。他にも牧貴洋、Licaxxxのインタビューなど、見どころ満載だ。
海外では……と、ついつい遠く離れた地の事例を見つけては、どう日本でそれを適応させるかを考える。海外で成功したケースを参考にするビジネスパーソンは多いでしょう。ここで必要になるのが、「日本的にどうするか」ですが、そのままではなかなかうまくいかないことが多いのです。そして「日本では~」なんて言葉を使いながらも、自らが暮らす生活圏に対して文化的、経済的に意識して向き合うことが希薄だったり、なんとなく口にしているだけで説明はできなかったりします。世界がより多元化していくであろうこのタイミングで、日本で暮らす立場から、美意識、文化産業、経済システム、言葉をはじめ、日本的とはどのようなことなのか見つめます。
ータットヴァ編集長 花井優太
RELEASE INFORMATION
tattva
2021年7月12日(月)
¥2,200(tax incl.)
※7月上旬より全国書店、 およびインターネットサイトにてご購入いただけます。一部、 発売日が異なる地域がございます。
発行人:尾原史和
編集長:花井優太
企画協力:SIGNING Ltd.
デザイン:BOOTLEG Ltd.
発行所:株式会社ブートレグ
発行日:年4回[4月、7月、10月、1月]
発行部数:4,000部