21_21 DESIGN SIGHT 企画展「活動のデザイン展」 @21_21 DESIGN SIGHT

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DNA シャロアー & クリスティン・メンデルツマ / ヴァンスファッペン「ロースさんのセーター」
(Photo: Joop Reijngoud)

「活動のデザイン」と題し、手にとることのできるものづくりにあえて限定せず、社会が抱える課題を読み解き、問題を解決しようとする意志や活動に目を向ける。81歳の女性が1950年代から編み続けて来た500枚を超えるセーターや、幼少期の記憶をデザインのインスピレーションとして開発された地雷撤去装置、「修復と改良」を奨励し、人々の身の周りの問題を解決していく「Fixperts」プロジェクト、技術革新がもたらす世界の今後を考察する無人飛行物体(ドローン)など、10ヶ国以上・24組のクリエーターによる多彩な活動が揃う。

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展覧会会場写真 (Photo: 吉村昌也)

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ヒューマンズ シンス 1982
「ア・ミリオン・タイムズ」

【Qetic的おすすめポイント】
入場してすぐの階段を降りたら、右手になにやら大きなモニターに映像が。近づいてみると、なんとそれは映像ではなく無数の「アナログ時計」の集合体ではありませんか! それぞれ時計の針が異なる動きをして1つの大きな「デジタル」風の映像を作り上げている、ヒューマンズ シンス 1982による『ア・ミリオン・タイムズ』(画像参照)は個人的に圧巻の一言です。数種類のパターンがあるので、見入っちゃうこと間違いなし!

21_21 DESIGN SIGHT 企画展「活動のデザイン展」
2014.10.24(金) – 2015.02.01(日)@21_21 DESIGN SIGHT
OPEN 11:00/CLOSE 20:00
※入場は19:30まで
入場料:一般 ¥1,000、大学生 ¥800、中高生 ¥500、小学生以下無料

ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る! @国立科学博物館

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©ひさきイラスト 制作:池下章裕
十二単風舞台衣装 制作:農業生物資源研究所、浜縮緬工業協同組合、
デザイン:田中秀彦&大野知英(成安造形大学)、モデル:古田敦子

「宇宙と光」「地球と光」「人と光」をキーワードに、光の魅力や不思議に迫る展覧会で、目に見える光(可視光)だけでなく、電波や赤外線、紫外線、X線なども含めた広い意味での光が扱われる。「光る花」や「光る繭」、「光る鉱石」の展示や、ガリレオ、ニュートン、レントゲン、アインシュタインなど、光の正体を探った偉大な科学者たちの著書の初版本を集めた「光の貴重書コレクション」の展示も。

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光る花(展示協力:農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所)

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蔟(まぶし=カイコが繭を作るときの足場となる道具)に作られた光る繭(展示協力:農業生物資源研究所)

【広報さん的おすすめポイント】
アインシュタインが、「光を最速」とする一般相対性理論を提唱してから100年。昨年から今年にかけては、「光」に関するメモリアルイヤーに当たります。ヒカリ展は、『宇宙』『地球』『人』をキーワードに、美しい光の世界を紹介している展覧会です。目に見える『光』だけでなく、電波など目に見えない『光』も含め、様々な『光』の世界を感じてみてください。

ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る!
2014.10.28(火) – 2015.02.22(日)@国立科学博物館
OPEN 09:00/CLOSE 17:00(金曜 20:00)
※入館は各閉館時刻の30分前まで。
休館日:毎週月曜日(祝休日の場合は開館、翌火曜日休館)

[一般・大学生]当日 ¥1,600(団体 ¥1,400)[小・中・高校生]当日 ¥600( 団体 ¥500)[金曜限定ペア得ナイト券]¥2,000(※男女問わず、2名様同時入場 ※17:00 – 20:00/最終入場は19:30)
TICKET:国立科学博物館、チケットぴあ(Pコード:989-040)、ローチケ(Lコード:38652)、イープラス、セブン-イレブン(セブンコード:032-618)

大恐竜人間博 @PARCO MUSEUM

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恐竜への果てなき憧憬と好奇心を胸に、ライフワークとしてキャンバスで恐竜を作り続ける画家・下田昌克。彼から届く宅急便を沖縄の地で心待ちにしながら、躍動する恐竜人間たちの姿を撮影し続けた写真家・藤代冥砂。そして、その写真に詩というかたちで、いのちを授けた詩人・谷川俊太郎。3人によってファッションカルチャー誌『HUgE』に連載されていた「恐竜仮面」が『恐竜人間』として書籍化されることを記念して開催された展覧会。

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写真 藤代冥砂

【Qetic的おすすめポイント】
恐竜と聞くとなんだか「男の子のモノ」というイメージありませんか? しかし! この展示に出てくる恐竜は、なんだか女子的に「カワイイ」んですね。それはきっと恐竜の素材であるキャンバスの生地と、手作り感がもたらす温かみがあるから。私も写真のように恐竜を被ってみたい……なんて思っていたら、なんとミュージアムショップに体験コーナーが! これには老若男女キャッキャウフフしてしまうはず。

大恐竜人間博
2015.01.16(金)- 2015.02.02(月)@PARCO MUSEUM(渋谷パルコ パート1/3F)
OPEN 10:00/CLOSE 21:00
※入場は閉場の30分前まで ※最終日は18 00閉場
入場料:一般¥500、学生¥400(小学生以下無料)
★「PARCOカード・クラスS」ご提示で入場無料、「PARCOカード」ご提示で入場料半額
※ご本人様に限ります。
※複数割引サービスの併用不可。

(text by Qetic・Akane Ishida)