求められる知識と経験を提供するために立ち上げられたソーシャルスクールメディア<THE PUBLIC>。2月10日(日)に開催される<Extreme Ordinary 極限状態へのデザイン お酒・アルコール文化>ではデザインエンジニアリングファームtakram design engineeringによる、極限状態での「お酒の嗜み方」を発想・デザインするワークショップを行う。

takram design engineeringは、2012年にドイツで開催された国際現代美術展<ドクメンタ(13)>のため「100年後の荒廃した世界での水筒のデザイン」を依頼された際、「人体を水筒のように変えてしまう人工臓器群“Shenu-Hydrolemic System”」を発案・設計した。水筒のような日常的なプロダクトに対する問いを、あるエクストリームな、非日常的な形で解いた例と言える。

このワークショップでは、参加者はグループを組み、極端なシーン(非常事態、無重力、極貧、超未来、地底など)を一つ設定し、その場面に相応しい「新しいお酒文化」のためのプロダクトを、takram design engineeringとともに発想する。ボトル、グラス、バー、販売方法、楽しみ方、飲み方、空間など、デザインの対象は自由だ。

「極限」と「日常」。一見相容れない二つの世界観は、どこで重なるのか? このワークショップでは、「Shenu」同様に跳躍力のある発想を、「お酒・アルコール文化」をテーマに行なっていく。また、現在受講生へ向けたtakram design engineeringからの宿題も公開中!! ぜひ宿題に回答の上、講座にご参加あれ!

Event Information

Extreme Ordinary 極限状態へのデザイン お酒・アルコール文化
2013.02.10(日)@2.5D
OPEN 12:40/START 13:00
受講料 ¥3,000(1ドリンク込)
LINE UP:takram design engineering、渡邉康太郎、緒方壽人