初日の夜には、巨大な倉庫内の特設会場で、アメリカよりデトロイトテクノの象徴的グループ、アンダーグラウンド・レジスタンス。オランダより欧州で話題のハープ × エレクトロニクス × ビジュアル・ユニット、カント・オスティナート・オーディオ・ビジュアル。日本からはDJ DUCTらも出演の音楽プログラムが開かれ、無機質な会場の構造と照明も相まって、終始、唯一無二の雰囲気の中すばらしい空間となっていた。
アンダーグラウンド・レジスタンス
カント・オスティナート・オーディオ・ビジュアル
DJ DUCT
翌日以降も、アンダーグラウンド・レジスタンスのメンバーによる、オーディエンス対話型のワークショップがあったり、大友良英氏をはじめとした各界の最前線で活躍するパネリストによるトークセッションがあったりと、最終日まで幅広い層の人々が会場内を回遊していたのが印象的だ。そして特筆すべきは、上記すべてのプログラムが無料だったということ。