楽ジャケットをメインに、音楽・映像分野のデザインワークを展開している冨貫功一。彼の個展<Double A Side>を2013年3月1日(金)より代官山GALLERY SPEAK FORで開催される。

冨貫功一は、ジャケットデザインの分野にこだわり続けてきた職人である。緻密な写真構想力と大胆なシンボリズムを得意とし、スガ シカオ、葉加瀬太郎、アンジェラ・アキ、元ちとせなど、様々なアーティストのデザインワークを手がけてきた。

本展は、心を捉えて離さない正方形型の宇宙へトリビュートするという試みで企画された。これは彼による初めての個展というだけでなく、デザイナーという裏方としては異例の展覧会でもある。タイトルはアナログレコードの両面構造をヒントに、彼がフリーランスとして活躍してきたこの10年間、正方形の魔法の窓で何が行われてきたかを俯瞰する「A面」と、アーティストとしての自己表現を吐露するもうひとつの「A面」で構成する意図を込めた。

今回のために制作されたアナログレコードサイズのアートワークを約40点、鮮明なインクジェットプリントにより展示・販売する他、カタログやTシャツ、レターセットなどのオリジナルアイテムも販売する。歴史上、切っても切れない関係を築いてきた音楽とグラフィックデザイン。そこにしまい込まれた世界観をあなたも実感してみてはいかがだろうか? 

Event Information

Double A Side
2013.03.01(金)~2013.03.13(水)@代官山GALLERY SPEAK FOR
OPEN 11:00/CLOSE 19:00
※最終日のみ18:00閉館
※毎週木曜休

ギャラリートーク
2013.03.01(金)@代官山GALLERY SPEAK FOR
OPEN 18:30/CLOSE 19:00
作品解説=冨貫功一 
聞き手=未定