11月27日のGoogleのロゴは藤田嗣治に変化しています。
Doodle(ドゥードゥル)とは?
この日替わりで変化するGoogleのロゴは「Doodle(ドゥードゥル)」と呼ばれるもので、祝日・記念日、有名な芸術家、科学者の生誕などを祝ってロゴマークがアレンジされます。
藤田嗣治が得意とした猫が登場!
11月27日はフランス・パリで活躍した芸術家・藤田嗣治にちなんだデザインにGoogleのロゴマークが変化。
藤田嗣治が猫と女性を得意な画題としていたことから、猫がGoogleの文字の上に登場しています。
レオナール・フジタ (藤田嗣治、1886-1968)
1886年(明治19)、現在の東京都新宿区新小川町の陸軍軍医の家に生まれたフジタは、父の上司だった森鷗外の勧めもあり東京美術学校西洋画科に入学。当時主流であった明るい外光派風の洋画にあきたらず、1913年、26歳の時にフランスにわたります。パリのモンパルナスに住んだフジタは、ピカソやヴァン・ドンゲン、モディリアーニらエコール・ド・パリの画家たちと交流しました。彼らに刺激され、独自のスタイルを追究するなかで、日本や東洋の絵画の支持体である紙や絹の優美な質感を、油絵で再現しようと思いつきます。手製のなめらかなカンヴァスの上に、面相筆と墨で細い輪郭線を引き、繊細な陰影を施した裸婦像は、「素晴らしい白い下地(grand fond blanc)」「乳白色の肌」と呼ばれて絶賛されました。1919年にはサロン・ドートンヌに出品した6点の油絵がすべて入選し、ただちに会員に推挙されるなど、フジタの作品はパリで大人気となりました。
1929年、凱旋帰国展のため16年ぶりに一時帰国。1933年以降は日本を活動の拠点とします。日中戦争がはじまると、祖国への貢献を願い大画面の戦争画の制作に没頭しますが、戦後は画壇からhttps://qetic.jp/wp-admin/media-upload.php?post_id=303182&type=image&TB_iframe=1戦争協力者として批判を浴び、その責任をとる形で日本を離れます。
再びパリに暮らし始め、日本には戻らないと決めたフジタは、1955年にフランス国籍を取得。1959年、72歳の時にランスの大聖堂でカトリックの洗礼を受け、レオナールという洗礼名を与えられます。最晩年には、ランスに感謝を示したいと礼拝堂「シャぺル・ノートル=ダム・ド・ラ・ペ(通称シャペル・フジタ)」の建設を志し、完成から2年後に没しました。
引用元:ポーラ美術館
11月27日は藤田嗣治だけでなく錚々たる著名人の誕生日
11月27日は藤田嗣治以外にも徳川吉宗、浅野忠信、小室哲哉、村田兆治、松下幸之助、ブルース・リー、ジミ・ヘンドリックスら錚々たる著名人たちの誕生日となっています。
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