画家・三澤亮介の個展<Vessel Symphonica>が6月14日(金)から6月30日(日)まで京都のギャラリー・haku kyotoにて開催される。

キャリアの中で深化を続ける三澤亮介の新旧作品を展示

この度、hakukyotoは、奇才の画家三澤亮介による個展「Vessel Symphonica」を開催いたします。
 
もしかすると、私たちは気分によって変容する器のようではないでしょうか。
 
三澤亮介は、制作キャリアの中で独自のアプローチによって創作の深化を続けています。彼が唱える「メディアパラドックス」という技法は、パブリックドメインとなったデジタルメディアを基に、自らのルール内で変成させ、アナログな手法で絵画として昇華させるものです。
 
古典作品をマッシュアップし、徹底的に解体・再構築することで新たな形を生み出す彼のプロセスは、写真と絵画の 境界を探るものであり、視覚的な新たな現実を作り出しています。写真の客観性と絵画の主観性を融合させ、デジタルとアナログ、現実と仮想の境界を超えた二項対立の表現を模索しています。さらに、近頃では「不在の所在」をテーマに、AI との対話・共作を通じて表現を追求しています。
これらの工程を経ることによって、三澤は自らの創作を俯瞰的に見つめ、自分自身が表現の器を作り上げるような感覚を得ています。
 
「Vessel Symphonica(器の交響曲)」
 
本展では、新旧の作品を織り交ぜながら、三澤がどのように自らの枠を超え、新たな表現を追求しているのか、その過程をぜひご体感ください。
画家・三澤亮介の個展<Vessel Symphonica>が京都のギャラリー・haku kyotoにて開催|AIとの対話と共作を取り入れた新作など多彩な絵画が展示 artculture240607-vessel-symphonica2
“AngelDrive” by Ryosuke Misawa
画家・三澤亮介の個展<Vessel Symphonica>が京都のギャラリー・haku kyotoにて開催|AIとの対話と共作を取り入れた新作など多彩な絵画が展示 artculture240607-vessel-symphonica3
“bloom mono” by Ryosuke Misawa
画家・三澤亮介の個展<Vessel Symphonica>が京都のギャラリー・haku kyotoにて開催|AIとの対話と共作を取り入れた新作など多彩な絵画が展示 artculture240607-vessel-symphonica4
“composition_04” by Ryosuke Misawa
画家・三澤亮介の個展<Vessel Symphonica>が京都のギャラリー・haku kyotoにて開催|AIとの対話と共作を取り入れた新作など多彩な絵画が展示 artculture240607-vessel-symphonica7
“HORIZON” by Ryosuke Misawa
画家・三澤亮介の個展<Vessel Symphonica>が京都のギャラリー・haku kyotoにて開催|AIとの対話と共作を取り入れた新作など多彩な絵画が展示 artculture240607-vessel-symphonica1
三澤亮介 Ryosuke Misawa

EVENT INFORMATION

Vessel Symphonica

2024年6月14日(金)〜2024年6月30日(日)
haku kyoto
営業曜日:金・土・日※月水木はスタッフ不在ですが、自由にご覧いただけます。
営業時間14時 ー20時
詳細はこちら三澤亮介