ファッションデザイナーであり、活動家、パンクカルチャーの立て役者であり、世界的なブランドの設立者、ヴィヴィアン・ウエストウッドの最初で唯一の自叙伝が発売される。ヴィヴィアン・ウエストウッドとイアン・ケリーの共著となっている。ヴィヴィアン本人によって初めて語られる数々のストーリーをはじめ、彼女のごく親しい友人や活動家仲間を紹介する。
孤高のファッショニスタボー・ブランメルやセルフプロデュースの元祖ジャコモ・カサノヴァの伝記作家として受賞経験がある、イアン・ケリーはヴィヴィアンと過ごした2年間をもとに、多くの人々に影響を与えた一人の女性のインサイドストーリーを記録し、このたぐいまれな物語を紡いだ。
イアン・ケリーは、友人かつ研究対象であり、またミューズでもあるヴィヴィアンについてこう語っている。「ヴィヴィアンの魅力は、一見するだけでは分かりません。人権・環境保護活動に対する熱心な取り組みも素晴らしいですが、私が特に強く主張したいのは、彼女の寛大な心と、温かくウィットにとんだ性格です。その顔と洋服は世界的に有名なヴィヴィアンですが、同時に、かつてはダービシャーのいち小学校教師であった彼女が、マルコム・マクラーレンと恋に落ちたことから世界に影響 を与える人物になっていったというのも事実です。」
edit by Qetic・Ayako Nakanome