昨年11月に突如YouTubeで公開されたパフォーマンス映像「水曜日のカンパネラ – RECORD(221017-18北九州市若松区)」。その第二弾となる、水曜日のカンパネラ×北九州市若松区×QETICによるコラボプロジェクトが実現。そう、水曜日のカンパネラ・詩羽さんが若松に帰ってきました!
前回に引き続き藤代雄一朗監督がカメラを回し、詩羽さんが若松のまちを地元のキッズと練り歩く様子を“記録”。地元っ子がおすすめするスポットを詩羽さんが駆け巡り、若松キッズとのふれあいに感極まり涙するワンシーンも…! エモーショナルでユーモアな魅力が詰まったドキュメンタリー映像作品「水曜日のカンパネラ詩羽、北九州若松との再会 / 記録 〜若松の日曜日 230304-05〜」をぜひお楽しみください。
「水曜日のカンパネラ詩羽、北九州若松との再会 / 記録 〜若松の日曜日 230304-05〜」
そして今回、<若松の日曜日>と題し、3月5日にシンポジウムを開催しました。若松に住む人や若松に関わる人を巻き込んだ参加型トークプログラムや、水曜日のカンパネラと若松のキッズ&ティーンダンサーによるコラボパフォーマンスが実現!! 本記事ではそんな内容盛りだくさんの<若松の日曜日>のイベントレポートを大公開。詩羽さんも「大好きなまち!」と語る、北九州市若松区の人々と地域の魅力に迫ります。
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<若松の日曜日>
2023.03.05(SUN)@若松市民会館 小ホール
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◆若松区長・桝尾美栄子氏よりご挨拶
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──桝尾区長:
今回のシンポジウム<若松の日曜日>では、若松在住の方、若松勤務の方、若松にゆかりのある方、いろんな方の多角的な視点で「若松の未来」について一緒に考えていきたいと思います。例えば、若松のいいところ、自慢できるところ、求めること。そして未来へ向けて、若松をどんなまちにしていきたいか。そのために私たちは何ができることはなにか。みなさんとディスカッションしながら答えを見つけ、一歩踏み出すきっかけをつくっていきたいと考えています。
若松区では昨年11月から「若松の未来をつくる検討会議」を開いており、未来づくりについて意見交換を始めたところです。ぜひ今回のトークプログラムでも、リラックスしながら若松の未来についてディスカッションしていきましょう!
トークプログラム“若松の未来”
若松の人々とディスカッション。等身大の目線・多角的な視点で「若松の未来」を考える!
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会場にメッセージボードを設置し、「あなたが考える若松の未来」をテーマに、来場者のリアルな声を収集。世代・性別・職業など、幅広い層の人々がそれぞれの視点で「若松の未来」に対する思いを寄せ、その声をパネラーとのトークセッションで引き出します!
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福岡を拠点に、文化芸術に関わるプロジェクトを中心とした企画・制作、執筆等を行う。「AsianFilmJoint」主宰、LOVE FM「Our Culture,Our View」製作・出演。 https://www.instagram.com/gohey/
●パネラー:「協同組合 若松商連」代表理事・小山洋明さん
若松で長年飲食業を営み、現在は明治町銀天街でうどん店「食○(ショクマル)」を経営。人生のほぼ大半を若松で過ごし、その人脈や知見を活かして地域活性化活動に取り組む。 https://www.instagram.com/hiroaki__koyama/
●パネラー:「おむすび 結んでひらいて」オーナー・五味さやかさん
20代で上京し、アーティスト活動、結婚・出産を経てUターン。若松南海岸通り付近にて手作りのおむすび屋を経営。現在は東京に住まいを持ち、東京・若松間を行き来する日々。 https://www.instagram.com/musundehiraite0642/
●パネラー:シンガーソングライター・Jeiさん
若松出身、北九州在住。音楽制作プロダクションに所属し、フリーのシンガーソングライターとしても活躍の場を広げ、多方面に楽曲提供。4月にオリジナルアルバムをリリース予定。 https://linkco.re/p0FNfdHp
●パネラー:「メガヘルツ」オーナー・松石大介さん
保育園から高校まで若松で暮らす。小倉北区で幅広い世代の音楽好きが集まる場を設け、北九州の音楽カルチャーシーンを牽引。子育てのため、小倉から地元・若松にUターン。 https://www.instagram.com/mhzmhzmhz/
──三好:
今年で市制60周年を迎える北九州市、また昨年開通60周年を迎えた若戸大橋。若松には若戸大橋をはじめ、高塔山の夜景や響灘の風力発電、工場群など、観光資源となる魅力がたくさんありますよね。それに加え、若松には欠かすことのできない大切な存在があります。それが、ご来場いただいている若松市民のみなさんです。今回は「若松の日曜日」と題して、会場のみなさんと一緒に若松のまち、そして未来について楽しく語り合い、ここで感じ取った若松の魅力を自ら発信できるきっかけになればと思います。
そしてパネラーのみなさんにも、「若松の未来」をテーマにキーワードをいただきました。世代もキャラクターも異なるそれぞれの立場からどんな意見が繰り広げられるのでしょうか。まずは小山さんからお願いします!
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──小山:
みなさんもメッセージボードに書かれていると思いますが、僕が声を大にして言いたいのは【北海岸がすばらしい】ということ。若松区は海に面する地域で、広範囲に及びますよね。若戸大橋や若松駅、区役所、市民会館など、多くの公共施設は南海岸に位置しますが、実は北海岸も魅力に溢れたスポットなんですよ。僕は趣味でサーフィンをしているので、北海岸のすばらしい自然や農産物の恵みを体感しています。福岡では糸島のビーチが人気ですが、若松の北海岸もそれに負けない魅力を持っているので、ぜひ多くの人に知ってもらいたいですね!
──五味:
私はちょっと抽象的ですが、【カラダを運んで心を絡める めんどくさい町】と捉えています。私は若松から上京し、東京に住んで24年経ちますが、やっぱり地元・若松がどうしても好きで好きで…。その理由は、海も山も一度に眺められ、ノスタルジックな工場群もあり、住民の方のキャラクターが濃くて楽しいから(笑)。また、若松におむすび屋を開いて気づいたのは、遠方からわざわざでも(=面倒くさくても)足を運んでくださるお客様が多いこと。これからも、“面倒くささを上回る楽しいまち”になってくれたらいいな。
若松はまち全体がレトロなのも魅力的ですよね。そんな中、若い世代の子たちがDIYでリノベーションしながら地元でお店を始めていたりもします。自分たちのキャラクラターを出すことで、ネットでは手に入らない若松だけの魅力となり、多くの人々がわざわざでも来てくれるまちになるのでは! そうなるように願っています。
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──Jei:
僕は20代を代表して、【若者が集まるイベント作り】から始めたいと考えています。若松に目的を持って訪れる人が、若い世代に少なく感じるからこそ、目的をつくることが大事ですよね。同じパネラーの松石さんとも話していたんですが、若松には「響灘緑地(グリーンパーク)」など子どもから大人まで楽しめる場所があるのに、なかなか一般的に浸透していないように感じていて…。地元の施設をどう活用するか、どう楽しめるか。例えば音楽イベントなどを開催しながら、若松に人が集まる仕掛けをつくっていきたいですね。また、僕の周りにいる地元で活躍するDJやアーティストについても発信していきたい。「若松にこんなプレーヤーがいるんだ!」「このDJの選曲好きかも」「次のイベントに行ってみよう」など、若松の人・モノ・場に関心を寄せる動線をつくりたいですね。
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──松石:
小山さん・五味さん・Jeiさんのキーワードを総括したら、こうまとまるかもしれない。自然が美しい北海岸、個性が立つお店や店主、若者が集まるイベント…、すなわち【観光地】! 言葉にすると俗っぽくなりますが、ここで伝えたいのは“ホッとできる観光地”ということ。僕が若松にUターンしようと思ったのは、“何もないから”なんです。幼少期は若松のまちはとても賑わっていたのに、大人になって地元へ帰るとまちの勢いが落ち、よく通っていた店がなくなっていたりもしましたが、逆にそのおかげで確固たる魅力が際立って見えてきたんです! それこそ北海岸・南海岸、高塔山、若戸大橋など、もともとある自然の美しさやロケーションの魅力が際立ち、若松が持つポテンシャルに気づけました。
そこにいるだけで心がほっと和む、のんびりとした観光地。その視点でいうと、尾道に似ているかもしれませんね。海外ならサンフランシスコ。海も山もあり、オーガニックのおいしい野菜が豊富。サンフランシスコの赤い吊橋「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」も若戸大橋にそっくりで、それこそ現地へ行った際に「若松は小さなサンフランシスコだよなぁ」と感じました。幅広い世代の力を合わせて、ホッとできる観光地を目指せるのではないかと思っています。
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──小山:
新しい視点でいいですね。ちなみに、国が実施する「がんばろう!商店街事業」のプロジェクトがあり、僕らもまちづくりの一環で商店街にコンビニエンスストアを作ってみたんです。これはノマドワーカーやアドレスホッパーの方にも役立つように、ひいては移住見込み者の誘致につながるように設けたのですが、実はもうすでに若松には若い世代の移住者がいると知ってビックリ! 話を聞くと「若松は景色がいいから」という理由で移住を決めたようです。うれしく思う一方、そういった方々に若松の魅力をもっと届けていかなければという使命感も生まれました。昨秋公開された「RECORD」を見て、水曜日のカンパネラ・詩羽さんが訪れた商店街に興味を持った若者もいるでしょうし、僕らもこれから積極的に地元の魅力を情報発信していきたいですね。
──三好:
さっそく若松のポテンシャルが光を放ち始めていて、とても面白いですね…! 今後それらをいかに、多方面の人々が楽しめるものにしていくかが肝になりますね。さあ、ここからは来場者のみなさんが寄せてくださった「あなたが考える若松の未来」のメッセージに注目し、若松に宿る“光を放つ宝たち”を探っていきましょう。
メッセージボードには「縄跳び大会をしたい」「まちにトランポリンがあるといいな」「大人になったら消防士になって若松の未来を守りたい」といった素朴なリクエストや心温まるメッセージなどさまざまな声が寄せられ、中にはまちの発展を願う熱いメッセージも! 印象的なメッセージをここでピックアップします。
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【JAZZ! JAZZ! JAZZ!】
これは「九州JAZZ発祥の地」と呼ばれる若松で、ジャズで地元を盛り上げるための音楽イベント「若松鉄人JAZZ」主宰者から寄せられたメッセージ。戦前、石炭積み出し港として日本一の取扱量を誇っていた若松。その航路だった中国・上海からジャズ文化が伝わり、若松から九州各地に拡散したのだとか。その歴史的背景から、JR若松駅では列車到着時のメロディーをジャズにしたり、コンコースでも常時ジャズ音楽を流していたり、若松=ジャズのまちを体現しています。メッセージボードには他にも「若者も高齢者も楽しく安心して暮らせるように、音楽を通して若松をアピールしてほしい」という意見も寄せられました。
【五平太ばやしの文化を守りたい】
若松の郷土芸能に対する声も多数! 「若松のまちなかに五平太ばやしが響き渡る、にぎやかなまちになってほしい」「郷土芸能の五平太ばやしが受け継がれ、若松らしさがいつまでも残ってほしい」といった声が寄せられていました。
五平太ばやしとは、毎夏開催される「若松みなと祭り」で披露される伝統芸能のこと。かつて若松の港で見られた五平太(=石炭)の船を山車に見立て、「若松みなと祭り」では樽太鼓の音と囃子歌に合わせて商店街一帯を練り歩く風習があります。そんな若松の文化を後世に残したいというメッセージが続々と寄せられました。ちなみに、パネリストの小山さんは五平太ばやしの師範だとか! また、Jeiさんも五平太ばやしのパフォーマンス経験があり、今風にリミックスするアイデアも話題にあがりました!
【名所を活用したイベントを求む!】
「若戸大橋を歩きたいです」「風車や橋をもっとみんなに見てほしい! 橋歩きイベントにもっと参加したい」という、若松の名所にフォーカスしたイベントを求める声も複数ありました。小山さん曰く「若戸大橋は開通当時徒歩でも渡れたのですが、1987年に4車線化工事のために歩道が廃止されました。昨年、国の重文指定を記念して、車道を歩行者専用に貸し切って『若戸大橋ウォーキング』が実施されたんですよ」。このようなイベントが今後も行われることを期待したいですね。
【老若男女がイキイキとしたまちに】
「子どもたちがイキイキと楽しく育つまちになってほしい」「若い世代が夢を語れるまち」「賑やかで人が集まるまちになりますように!」「これからも笑顔あふれる若松で!!」など、まちの明るい未来を願う声がたくさん集まり、みなさんの若松に対する希望が溢れていました。
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──松石:
僕は子育てをきっかけにUターンしたのですが、Jeiくんの話にも出ていた「響灘緑地(グリーンパーク)」は子育て世帯にも本当におすすめ。入場料が手頃だし、のんびりできて遊具などの設備も整っているし、グランピングもできるとか。そんな風に、ゆっくりできる公園や休憩できるスペースがまちにいっぱいあるといいなと思います。
──五味:
昨年オープンしたおしゃれなドーナツ屋さん「黒墨商店」の営業時間がすごいんです。なんと夜8時オープン・深夜2時閉店。夜のドーナツ屋さんが若者の間で人気のようで、深夜営業もアリだなと感じました。また若松はシニアの方が多い印象がありますが、若い世代も集まる機運を感じます。若戸大橋は夜のライトアップが美しいので、夜に楽しめるお店やスポットが増えると相乗効果を狙えそう! 若松にも“ナイトタイムエコノミー”が広がるといいですね。
──小山:
子育て世代や若い人が住みたいと思える元気なまちになるよう、僕らも頑張りたい。また、五味さんが仰るように夜のドーナツ屋さんに遠方客や若い世代の子たちが集まる中で、そんな人たちから「若松に住みたい!」と思ってもらえるように、面白いコンテンツを増やしていきたいと思います。まずは「若松に遊びに行ってみよう」のきっかけづくりから。そして、「若松に泊まってみようかな」「若松に住んだら楽しいだろうな!」と思ってもらえるアプローチをつくり、コミットメントしていきたいです。
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「このまちを魅力的にしたい」と願う人々の想いが物事を良くする原動力となり、そこで重要なのが、各々が当事者意識を持って働きかけること。みんなが車座になって若松について語り合い、一人ひとりがまちの魅力・希望を発信すれば、夢描いたことが具現化していくはずです。この熱いトークセッションでそんな可能性と、若松の明るい未来を垣間見たように感じます。
スペシャルパフォーマンス
若松のキッズ&ティーンのダンサーと、水曜日のカンパネラがコラボ!
ライブパフォーマンスを披露
さて、みなさんお待ちかねのスペシャルパフォーマンスの時間。水曜日のカンパネラが若松のダンススタジオ「やな③crew☆」のキッズ&ティーンたちと一緒に、この日のために準備したライブパフォーマンスを披露しました! まずは「RECORD」でもお馴染み“ティンカーベル”のイントロが真っ暗な会場に鳴り響き、ステージに視線が集まる中、なんと詩羽さんは客席側からサプライズ登場…! のっけから詩羽ワールドに引き込まれ、脳内は「RECORD」のごとく若戸大橋が背景に浮かび上がるような感覚に。そのまま2曲目は高速テンポの“バッキンガム”に移り、呪文のような早口ラップが炸裂。
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「みなさん、こんにちは! 昨年10月に若松に始めて訪れ、久しぶりに帰ってきましたよ〜! 会場のみんなとライブを楽しみたいから、歌に合わせて一緒に踊れる曲を用意しました」と詩羽さん。“ディアブロ”の歌詞に合わせた掛け声とフリをレクチャーし、会場の熱が沸き上がるほど一体感に包まれました。“赤ずきん”のパフォーマンスには若松区のマスコット“わかっぱ”の遊び心を忍ばせ、オオカミと一緒に息を合わせてダンス!
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「前回は2日間若松に滞在し、今回は昨日到着したから、若松滞在歴はまだたった4日。そんな私に商店街で迎えてくれた地元の子たちが『おかえり〜!!』って声をかけてくれて、その温かさに感動して思わず泣いちゃいました。若松は、私の中で第二のホームだなって感じます。今回はとっておきのステージをつくりたくて、特別なパフォーマーを迎えて最高のライブをお届けしますね!」
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詩羽さんの呼びかけでステージに現れたのは、若松のダンススクール「やな③CREW☆」のメンバーたち。実は3週間前からこの日のコラボステージのために、キッズ&ティーンのダンサーたちが入念に準備を進めていたのです。詩羽さんとともに“若松レッド”をポイントカラーにしたスタイルで、“エジソン”“一寸法師”“招き猫”の3曲続けて息の合ったパフォーマンスを繰り広げます。
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振り付けを手がけたのは、やな③CREW☆の講師・江洲春菜さん。「“エジソン”はみんなで楽しく踊れるよう、覚えやすいダンスにしました。“一寸法師”はちっちゃい子たちが主役のパフォーマンスで、とっても可愛く仕上がったと思います。最後の“招き猫”は、大正町商店街を舞台にした『RECORD』にも使われた楽曲とあって、若松出身の私にも思入れのある一曲。最後にステージ前方まで出て、全員で招き猫ポーズをしたのは、地元を盛り上げたいという想いと一歩踏み出して自ら発信する気持ちを表したパフォーマンス。詩羽ちゃんと一緒にステージに立てて、最高に楽しかったです」と語ります。
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参加したキッズダンサーたちも「ダンスを一緒に踊れて嬉しかった!」「これからもいっぱい練習しようと気合いが入った」「歌手になる夢ができた」「また詩羽ちゃんとコラボできるように頑張る」など、最高の思い出と、この先の目標が生まれたようです!
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──詩羽:
リハーサルでおチビちゃんが泣いちゃったり、いざステージに立つと息を合わせるのが難しかったり、練習通りうまくいくか心配でしたが、本番はみんな完璧でしたね! リラックスしていた子も本番ではスイッチが入り、周りを見ながらしっかり動いて、あんな幼い子たちがステージに立って立派にパフォーマンスできるって、本当にすごいこと。これからものびのびと育ってほしいな! またお客さんも子どもから大人まで幅広く、みんな目を輝かせながらライブを楽しんでくれて、ステージから見える景色が愛に溢れていたのが印象的でした。
ライブでも語ったように、2度目の訪問なのに「おかえり〜!」「第二のホームと思っていいからね!」と優しく包み込んでくれる方が多くて、若松は想像の何倍も温かい場所だなと感じました。次はまた若戸渡船に乗りたいですし、商店街にも遊びに行ってグルメツアーをしたいですね。あと、地域の猫たちをいっぱい吸いたい(笑)♪
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今年、市制60周年を迎える北九州市。「みらいつなぐ北九州」を合言葉に、若松区も明るい未来を築くために、そして次世代へ文化を紡ぐために、大きな一歩を踏み出す潮目を迎えています。老若男女一人ひとりの声と希望に耳を傾け、点と点を結び合わせるように未来の輪を広げていく。小さいコミュニティから生まれる大きな活性力。そんなポテンシャルに満ちた若松の魅力を、これからも追いかけ続けたいと思います!
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取材・文/下川マイ子
撮影/横山マサト
スタイリング/石橋渼沙
INFORMATION
若松の日曜日- 記録 230304-05/水曜日のカンパネラ詩羽、北九州市若松区への再会
60周年を迎えた若戸大橋と歴史あるまちの商店街を舞台に撮られた、水曜日のカンパネラ/北九州市若松区/QETIC Inc.によるコラボ・パフォーマンス映像作品『RECORD(221017-18北九州若松区)』。
本作に続くプロジェクト第二弾。今回は、水曜日のカンパネラ・詩羽さんが、若松のまちの未来を考えるシンポジウム「若松の日曜日」へ特別出演として再訪。再び訪れる機会となった今回、アーティスト詩羽さんとまちの人々との再会、シンポジウムで披露した若松キッズとのコラボパフォーマンスの様子など、若松の人々と詩羽さんとのふれあいやそこでの出来事を映像に記録。
ドキュメンタリー映像作品『水曜日のカンパネラ詩羽さん、北九州若松との再会 / 記録 〜若松の日曜日 230304-05〜』として完成、公開となりました。
Credit
■CREW
ACT:Utaha(WEDNESDAY CAMPANELLA)
DIRECTOR,CAMERA,EDIT:Yuichiro Fujishiro
MA:Shosuke Asada
CAMERA ASSISTANT:Ken Yamamura
STILL:Masato Yokoyama
STYLING:Misa Ishibashi
HAIR&MAKE:Utaha
■若松の日曜日/出演者
「水曜日のカンパネラ・スペシャルパフォーマンス・コラボレーション」
・やな③crew(若松キッズダンサーの皆様)
「若松の未来/トークセッション出演者」
・モデレーター/三好剛平さん
・登壇者/小山洋明さん
・登壇者/五味さやかさん
・登壇者/Jeiさん
・登壇者/松石大介さん
■ステージ制作協力
・TSUBASA RECORDS
・MEGAHERZ
・株式会社ギャルソン
・杉山皓紀
■SPECIAL THANKS
・大正町商店街
・さんわの唐揚げ
・HANA坂本
・やな③crewの皆さま
・若松の皆さま
・Nao Fujishima
■SUPPORT
Qetic Inc.
九州朝日放送
All Photo by 横山マサト
□ KBC九州朝日放送「アサデス。」
https://youtu.be/vBPByDWz464
制作:若松区役所総務企画課
■水曜日のカンパネラx北九州市若松xQetic Incコラボプロジェクト第一弾
コラボ・パフォーマンス映像『RECORD -221017北九州若松区-』
https://youtu.be/dxD8g3ARiTQ