株式会社プレイドによる、日常の価値を問い直すビジネス・カルチャーマガジン『XD MAGAZINE』。この度、「誤る」を特集テーマに据えたVOL.5が発刊された。全国の取り扱い書店、プレイドオンラインストア、Amazonなどのオンライン書店で販売中。
「私たちが今、選びたい価値」をテーマに創刊したXD MAGAZINE。消費者=顧客目線で日常やカルチャー、ビジネスの諸ジャンルを切り取ることを目標に、「日常の価値を問い直すビジネス・カルチャーマガジン」として、さまざまな動詞を特集テーマとして掲げていきます。
Vol.5の特集テーマは「誤る」。「誤る」ことは受け入れ難いことーー相次いで起こる行政や大企業の不正隠しは、そんな気持ちの最たるものだし、身近な人間関係でもその感は否めない。もちろん、同じ過ちを繰り返すことはよくない。しかし、「誤る」ことを恐れて無難な道をとってみても、どこか平坦な道筋しかイメージできない気がしてくる。それは今の社会の不寛容さを、鏡写しに物語っているのかもしれない。
だからこそ、緊張感とともに自分仕様のものさしを携えてチャレンジを続けていく。そこに「自由」が見えてくるのではないか。ミスや誤ちのなかでの気づきこそ、新たな視点や価値観の転換につながるはずだ。今号はそういった思いのもと、「誤る」ことを考えて肯定するために、様々な方々の思想や価値観を伺っていく。
引用元:PLAID
INFORMATION
XD MAGAZINE VOL.05 ISSUE OF MISTAKE
2022.08.04(木)
¥880
発行:株式会社プレイド
VOL.5 「誤る」目次
巻頭インタビュー|加護亜依
「誤り」とジャッジするのは、誰か
PART1 誤りの境界線
金田一秀穂|ことばの誤りは、“生きている”証しだ
環ROY×角銅真実|音を通してのコミュニケーション
高橋ユキ|コラム1|誤りに多弁な人びと
ネルケ無方|風通しをよくしていくために
高橋桐矢|正誤の世界から離れて
Fashion Story|福士リナ|CORRECT ERROR
PART2 誤ったっていいじゃない
東浩紀|人は「誤る」生き物、だからこそ
渡邉康太郎|生物だって誤りから生まれた
荒木優太|コラム2|試行錯誤を、測るために
小国士朗|「誤り」が笑顔になる場のつくり方
立川談慶|あなたも、わたしも、しくじるものです
岩崎う大|小説|過ちのない世界
PART3|「誤り」と向き合うために
パンス|“誤り”のタイムライン 2000-2022
平林都|心より、まずは形でもてなすこと
阿部大樹|コラム3|妄想について
信田さよ子|加害と被害の関係性
鼎談|武田砂鉄×文月悠光×岸田奈美|思いのありかを問い、紡ぐ
Series
日常って何だろう?
日々の装飾は偏愛です|村田倫子
今日なにがあっても伸びる豆苗と必死で生きる僕たちのこと|上坂あゆ美
理解の領域への答え合わせ|片岡メリヤス
Mixed Feelings
モリテツヤ、深津さくら、苅田梨都子、吉田靖直、絶対に終電を逃さない女、植田りょうたろう
街を撮る
第4回|平松市聖
「映画」はある日、突然に。|金子由里奈
第4回ゲスト:super-KIKI(下)
「専門誌」に聞いてみた。
Vol.06『散歩の達人』
対談連載「拾ってみる」|森岡督行×遠藤薫
第4回|拾いものが、花開く。
だからボク、今日はもう、何もしない。Vol.4|西島大介