世界有数・アジア最大級の国際舞台芸術プラットフォーム<横浜国際舞台芸術ミーティング2022>(YPAM2022)が12月に開催。12月1日(木)から12月18日(日)まで、KAAT神奈川芸術劇場、BankART KAIKO、横浜⾚レンガ倉庫1号館、廣東會館倶樂部、Amazon Club、YPAMフリンジセンターなどで開催される。
<YPAM2022>12月1日(木)〜12月18日(日)に開催
YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)は、演劇、ダンス、パフォーマンスなどの実演型芸術に取り組み、その創造、普及、国際交流に従事する人々が集まるプラットフォーム。1995年に「TPAM」として東京で開始され、2011年から横浜で開催し、以降世界有数の舞台芸術プラットフォームとして、国際的認知を確立している。
YPAMとしては2回目の開催となる今年は、公募型舞台芸術フェスティバル「YPAMフリンジ」の密度を高めるべく会場を横浜・神奈川エリアに限定。コミュニティスペース「YPAMフリンジセンター」を開設するなど地域とさらに連携を深めつつ、来場/オンラインのハイブリッドによる舞台芸術関係者の国際交流プログラム「YPAMエクスチェンジ」の開発も進行されている。
主催公演プログラム「YPAMディレクション」では、4ヵ国/地域のアーティストによる野心作を紹介。ブラレヤン・ダンスカンパニー『LUNA』(台湾)は、YPAMディレクションとしては初めての海外の公的機関との共催となる。ヤン・ジェン『ジャスミンタウン』(中国)は、北京拠点の若手振付家と東アジア最大の中華街である横浜中華街の住民とのコラボレーションを実現。『ジャスミンタウン』および2019年にワークインプログレスとして発表したファイブアーツセンター『仮構の歴史』(マレーシア)、今年ワークインプログレスを発表し来年完成作品を発表する予定のオル太『ニッポン・イデオロギー(仮)』(日本)は、TPAM/YPAMによる委嘱作品だ。
いま・ここでしか体験することのできないライブ・パフォーマンスが持つローカリティを肯定しつつ、ハイブリッドな専門家交流との両立、そして横浜からの新しい価値の国際的発信を目指す、新たな国際交流の時代に向けてのYPAMの試みをぜひ注目してほしい。
INFORMATION
横浜国際舞台芸術ミーティング2022(YPAM2022)
2022年12月1日(木)~18日(日)
主会場:KAAT神奈川芸術劇場、BankART KAIKO、横浜赤レンガ倉庫1号館、廣東會館倶樂部、Amazon Club
主催:横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会(公益財団法人神奈川芸術文化財団、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター)
共催:横浜市文化観光局、公益社団法人全国公立文化施設協会
助成:公益財団法人セゾン文化財団
協力:BankART1929、特定非営利活動法人黄金町エリアマネジメントセンター
後援:外務省、神奈川県、国際交流基金
令和4年度文化庁文化芸術創造拠点形成事業