宮崎出身・福岡在住1999年生まれのラッパー/トラックメーカー・クボタカイ。幅広いジャンルに影響を受けて生み出されているトラックや、独特なリリックが若者を中心に支持されている新世代アーティストだ。本企画はクボタカイが今話したい人と、本人同士のQ&Aによる連載コラム。多様なジャンルに影響を受けたクボタカイが不思議な縁を繋いでいく、Qeticオリジナル企画『クボタカイの合縁奇縁(あいえんきえん)』がスタート!
第1弾となる今回はラップユニット・chelmicoからMamikoが登場!
今回クボタカイは、一緒にラップを始めた仲間に“Highlight”を教えてもらったキッカケで、一気にファンになったというMamiko(chelmico)とのQ&A。ラッパー同士、しかも「お笑い好き」という共通点から出る質問の真相やいかに。
好きなラッパー
Q. 一番好きなラッパーは誰ですか? 何となくオールド好きな匂いがして気になります。
クボタカイ
A. むずかしい! chelmicoはRIP SLYMEさんに憧れてはじめたので必ず名前を挙げていますが、好きなラッパーはたくさんいます。最近よく聴くのは、Jarv。ラップをはじめてから好きになって、親しくて、尊敬しているラップグループはPistachio StudioのCBSです。
Mamiko
M1で期待してるお笑い芸人
Q. 今年のM1で期待してる芸人さんは誰ですか? 僕もお笑いが大好きなのでめちゃくちゃ語りたいです。僕は真空ジェシカさんとオズワルドさん等期待しています!
A. わ〜これまたむずかしいな。いいチョイスですね。わたしもそのコンビ応援してます! 個人的にはシシガシラさんとカナメストーンさんと忘れる。さんとロングコートダディさんに期待してます。多いですね。あと、ぎょうぶさんは今後めちゃくちゃ期待してます。
最後に
Q. いつか一緒に音楽したいです、、!
A. ぜひ! カックイイやつ作りましょうね。
━━Mamikoさんからのクボタカイさんへの印象
初対面はすごく優しくて可愛らしい男の子という印象でした。お手紙もくれたりして、キュンとしました。けどライブだったり曲を聞くとちゃんとかっこよくてリスペクトです! いい声〜。あとはもう、曲の中でプロポーズしてくれてるんで、自分調子乗ってます! アザス!
曲作りについて
Q. 曲を作るぞって決めて作りますか? どこでどうやって歌詞を書いてますか?
Mamiko
A. 色んなパターンがありますね……。曲を作るぞ! と意気込んで作る曲もありますし、自然と浮かんできてできる曲もあります。例えば“せいかつ”なんかは「作らなきゃ」ではなく「書かなきゃ」と思ってできた曲ですね。でも、個人的には自然と浮かんできた曲のほうが純粋な気持ちで書けるので最終的に納得いくパターンが多かったりします。
歌詞はわりと思いつきから膨らませることが多くて、例えばシャワー浴びてる時に頭の中に浮かんできたものをそのままボイスメモ録ったりとかしますね。リラックスした時にできたものを、あとから修正加えたりして作ってます。だから僕のボイスメモ、めちゃくちゃシャワーの音が入ってるんですよ(笑)
クボタカイ
━━Mamikoさんと交流をしてみて
憧れのラッパーだったので企画でご一緒できて嬉しいし、同じレベルで不思議な感覚でもあります。そもそも僕めちゃめちゃ鈴木真海子さんのファンで、今考えたらよくやったな……と思うんですが、“BLUE(feat.クボタカイ&空音)”という楽曲で僕《鈴木真海子と結婚してえ》ってフレーズを歌ってるんです。なので、会ってご挨拶するより前にプロポーズしてしまってたので初めてお会いしたときはすごい変な感じでした(笑)。
chelmicoさんは、音楽はもちろんのことお笑いだったり洋服のセンスもとても魅力的で、特にお笑いに関しては僕も大好きなのでずっと話したかったんです。ロングコードダディさんは昨年のM-1グランプリの敗者復活戦のネタめちゃくちゃ笑いました。あと僕は最近金属バットさんを応援してます! そして真海子さんのチョイスが本当のお笑い好きというか渋いというか……、さすがです。もっとたくさん語りたいのでコロナがおさまったら下町の居酒屋とかでぜひ話しましょう!
あと、僕毎年1月1日に目標と夢を書いていて、目標はその年実現できそうな具体的なこと、夢は実現は難しいかもしれないけどできたらいいなっていう基準なんですけど、2019年の夢に「chelmicoさんと乾杯する」って書いてて。実際にその年のイベントでお会いして、乾杯させてもらったんですよ! 叶うと思っていなかった夢だったのでめちゃくちゃ舞い上がっちゃいました! でもそれからまだお会いできていないのでまたどこかでお話したいですね……。
そして、ぜひ一緒に楽曲作りたいです! 僕、“Highlight”からchelmicoさんを好きになって、いまでも“Highlight”大好きなんですけど聴き始めたころの自分に言ってやりたいですね……! あと「カックイイやつ」っていうちょっとハズしている感じが真海子さんらしい!
いつか「カックイイやつ」作りましょう!
好きなラッパーから好きなお笑い芸人まで、
気になった方はぜひチェックしてみては。
次回はどなたと縁を繋ぐのでしょうか? ぜひお楽しみに!
PROFILE
クボタカイ
宮崎出身1999 年生まれ。
ラッパー/ トラックメーカー/ シンガーソングライター。
2017 年より拠点を福岡に移し、フリースタイルラップ、楽曲制作を開始。Hip-Hop、R&B、Rock からPops まで幅広い音楽と文学の香りを感じさせるリリックで注目を集める中、2019年3月に自主制作EP盤「305」を販売するが即完売し話題となる。リスナーであった石川陸監督よりオファーをうけmoosiclab2019にて映画主題歌に抜擢。フリースタイルラップでも頭角を現しており、NHK 番組「#ジューダイ」のラップ企画にてラップ歴3ヶ月での優勝や国内最大級のMCバトル「king of kings」西日本選抜、またその他の大会でも数々の好成績を残す。
2019年12月デビューEP「明星」をリリース。収録曲「ベッドタイムキャンディー2号」「せいかつ」「TWICE」のMVが話題となり、各種チャートにランクイン。福岡KiethFlack、渋谷 VUIENOSで行われたリリースパーティは即時完売となり大盛況を収めた。2020年2月シングル「パジャマ記念日feat. kojikoji」リリース。
3月に連続リリースした「春に微熱」のリリックビデオYouTube再生回数は230万回を超える。
2020年8月みゆなのシングル「あのねこの話」にフィーチャリングとして参加。
SpotifyバイラルTOP50入りし、AWA急上昇ランキング1位を獲得。2020年12月4日に大阪ANIMAにてライブを行い大盛況となる。そして2021年4月7日に自身初のフルアルバムとなる「来光」をリリース予定。
HP|Twitter|Instagram|YouTube Channel
chelmico
RachelとMamikoの友達2人組で結成されたラップユニット。
それより前から活動してるけど、なんやかんやで2018年にワーナーミュージック・ジャパンのunBORDEよりメジャーデビューし、良い感じのラップをしている。オフの日は2人で映画を観たり、飲みに行ったりしているが、現在は自粛中。やっぱり、夏フェスに出たい♡
コマーシャルソングやドラマのテーマソング、アーティストへの楽曲提供、客演など、様々な方面で活動中。インディーズ活動を経て、2018年にchelmicoの憧れの先輩たちが所属するワーナーミュージック内のレーベルunBORDEから待望のメジャーデビューし、はや3年。これまで『POWER』『Fishing』『maze』と3枚のアルバムをリリースし、ラッパーとして成長し続けるRachelとMamikoのラップユニット。最近では、YouTubeにてラジオ番組「chelmicoのでも、まだまだ土曜日」を不定期でアップ、「人気ラジオ番組完全ガイド2020-2021」のラジオ番組大総選挙・YouTubeラジオ部門・第1位に輝くなど、ラップ以外でも幅を利かせ始めている。
RELEASE INFORMATION
来光
2021年4月7日(水)
DDCB-14076 ¥3,000(tax incl.)
クボタカイ
収録曲
M1.僕が死んでしまっても
M2.MENOU
M3.ベッドタイムキャンディー2号
M4.MIDNIGHT DANCING
M5.TWICE
M6.春に微熱
M7.博多駅は雨
M8.インサイダー
M9.パジャマ記念日feat.kojikoji
M10.Youth love
M11.拝啓(Freestyle)
M12.せいかつ
M13.アフターパーティー
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COZY
デジタルミニアルバム:2021年4月16日(金)
先行配信シングル:2021年4月2日(金)
chelmico
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