宮崎出身1999年生まれのラッパー/トラックメーカー・クボタカイ。幅広いジャンルに影響を受けて生み出されているトラックや、独特なリリックが若者を中心に支持されている新世代アーティストだ。本企画はクボタカイが今話したい人と、本人同士のQ&Aによる連載コラム。前回のゆめまる編ではイチオシのアーティストから、ファッションのこだわりまで流行の先端にいる2人に大いに語ってもらった。多様なジャンルに影響を受けたクボタカイによる、Qeticオリジナル企画『クボタカイの合縁奇縁(あいえんきえん)』で不思議な縁を繋いでいく!
今回は、いよいよ連載最終回の総括編! クボタカイが本企画を振り返り、率直な気持ちを語ってくれた。
連載を振り返って
今回初めて、自分がインタビューする側になりました。とりわけ相手の何を知りたいのか、つまり相手の何に魅力を感じているのか分かる、不思議な企画でした。例えば、インタビュアーだったら恐らく「世間は何を聞きたいか」という意図も少なからずあるでしょうが、純粋にその人の何を知りたいか、限られた質問を何に使うか考える時間が楽しかったです。
それぞれ特別な印象を持っていますが、より鮮明なのは鈴木真海子さん(記事はこちら)です! 文字から溢れるお姉さんオーラ……触れやすく掴みにくい最高の「モテ」を感じました。この連載をきっかけに、適当な居酒屋でお笑いの話をする約束もできたし、良い“職権乱用”が出来たなと思います。
連載を経て、対談相手の事をもっと知りたくなりました。コロナ禍になって、より人と関わりづらくなり、これから仲良くしたい人とはつゆ会えず。そんな状況下で始まった『クボタカイの合縁奇縁』。コロナ禍が終わり、対談相手と呑み明かす日が楽しみです(笑)。今後話してみたい人も……沢山います!! 坂口有望さん、中村佳穂さん、SACOYANSさん、工藤祐次郎さん、ゆめかわさん……。Qeticさん! ッシャス!
読者・ゲストへメッセージ
Qetic連載企画『クボタカイの合縁奇縁』をご覧の皆さんこんにちは。クボタカイです。
ただ僕が楽しいだけの企画を、読者と企画チームの優しさに甘えてダラダラと続けさせてもらいました。憧れの人と話せるなんて普通に生きてたら考えられないです。企画自体がもう経験というか、読者より僕の方が楽しいんじゃないかというご褒美みたいな企画でした(笑)。
あ〜、合縁奇縁vol.2無いかな〜!!! と企画チームに要望をチラつかせつつ、『クボタカイの合縁奇縁』を一旦締めようかなと思います。対談を引き受けて下さった素敵なゲストの方々、そしていつも楽しみにして下さった読者の方、本当にありがとうございました!
果たして、合縁奇縁vol.2に続くのか?
ぜひお楽しみに!
PROFILE
クボタカイ
宮崎出身在住1999年生まれ。ラッパー/シンガーソングライター。
2017年よりフリースタイルラップ、楽曲制作を開始。Hip-Hop、R&B、RockからPopsまで幅広い音楽と文学の香りを感じさせるリリックで注目を集める中2019年3月に自主制作EP盤「305」を販売するが即完売し話題となる。リスナーであった石川陸監督よりオファーをうけmoosiclab2019にて映画主題歌に抜擢。フリースタイルラップでも頭角を現しており、NHK番組「#ジューダイ」のラップ企画にてラップ歴3ヶ月での優勝や国内最大級のMCバトル「KING OF KINGS」西日本選抜、またその他の大会でも数々の好成績を残す。2019年12月デビューEP「明星」をリリース。収録曲「ベッドタイムキャンディー2号」「せいかつ」「TWICE」のMVが話題となり、各種チャートにランクイン。福岡Kieth Flack、渋谷VUIENOSで行われたリリースパーティは即時完売となり大盛況を収めた。2020年2月シングル「パジャマ記念日 feat. kojikoji」リリース。3月に連続リリースした「春に微熱」のリリックビデオYouTube再生数は290万回再生を突破した。
2020年12月、自身の作品としては約9ヶ月ぶりとなるシングル「MENOU」リリースを皮切りに、2021年1月「MIDNIGHT DANCING」、2月「Youth love」と立て続けにリリースを重ね、2021年4月7日には初のフルアルバム「来光」 をリリースした。
ジンジャエールは辛口派でLINEの返信が遅い。