昨年から続くコロナ禍が猛威をふるい、今年のゴールデンウィークはおうちで過ごす人も多いのではないでしょうか? おうちにいる機会に、ゆっくりと写真を眺めたり、こだわりの質感を感じることのできるアートブックにも注目が集まっており、Qeticでも『アートブックノススメ』として、毎月編集部がピックアップしたアートブックを紹介しています。

今回はゴールデンウィーク特別版として、クリエイターやアーティストのオススメの書籍をご紹介! アーティストたちの本棚にはどんな本が並んでいるのか、中でもオススメの一冊とは!? リアルな本のコレクションと共に、お気に入り書籍の紹介コメントも。長く休みが続くゴールデンウィークのお供となる本を見つけられるかも!

今回は人種、国籍共に不明のアーティスト・Nenashiが『LOST IN TRANSLATION』/Ella Frances Sandersをピックアップ!

Nenashi -『LOST IN TRANSLATION』

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“LOST IN TRANSLATION”by Ella Frances Sanders

I ran into this picture book a couple months ago at a museum and instantly thought, “hey, I have a song with the same title” so I picked it up and just got lost in the pages and the words from all around the world.
I especially like the South African word “Ubuntu”. The meaning and how it represents made me want to know more about South Africa.

数ヶ月前に美術館で遭遇した一冊。
見かけた瞬間に「自分の曲と同じタイトルだ」と思い、すぐさま手に取り、世界中の一言では訳せない単語達に夢中になりました。
特に好きなのは、南アフリカの言葉の「ウブントゥ」。その意味とどう生かされてるのを知ると、南アフリカをもっと知りたくなりました。

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PROFILE

Nenashi

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シンガー/ラッパー/トラックメイカー。
アメリカ、カナダ、ブラジル、バハマ、アルゼンチン、韓国、香港、日本、タイ、カザフスタン、フランス、イギリス、ドイツ、スイスなどさまざまな国や地域を転々と旅する“根無し草”。深みのある高音と最小限にまとめられた音像は、特にPrince、D’Angelo、Bilal、Earth, Wind&Fire、Michael Jackson、A Tribe Called Quest、Pharrellなどに影響を受け、さまざまなジャンルや世界の文化、宗教、価値観からインスピレーションを得るアーティスト。2017年にorigami PRODUCTIONSのアーティストやEd Sheeranが起用されたTVドラマ『僕たちがやりました』の劇中で流れたShingo Suzuki「Countless Luv feat. Nenashi」に問い合わせが殺到。突如現れた謎のアーティストがネット上を賑わせた。Hocus Pocusのラッパー20sylを迎えたシングル「Be(Vi ta Vie)」がストリーミング200万回を超えるなど、コンスタントに作品をリリースしている。

RELEASE INFORMATION

Gonna Be Good feat. J.LAMOTTA すずめ

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2020年9月2日(水)
Nenashi
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