残菊の砌、木々の葉も枯れ落ち、寂の風情漂う頃、みなさまに於かれましては、ますますのご繁栄のこと慶び申し上げます。
さて、今回は「日曜の昼下がりを楽しみたい人に捧げるレシピ」を紹介致します。
それは「焼きリンゴ」です。
金曜日に諸々のタスクをこなし、何なら、土曜日も残ってしまったタスクの相手をし、ようやくゆっくりできる日曜日に、特に難しい調理を施さず手軽にできるように、林檎、包丁、電子トースターがあれば簡単に作れるようにレシピを組みました。
紅茶と合わせたり、最近解禁されたボジョレー（個人的には、ボジョレーより、ドイツワインの白がの方が合うと思いますが）と共に午後の昼下がりをお楽しみ下さい。
最後に、繰り返しになってしまいますが、料理というものは、条件、環境、様々な要因によって変化します。◯◯を△△グラム、××分加熱するなんてレシピは融通が効かない堅苦しいものでしかありません。そこで、「〇〇へ捧げるレシピ」では、大まかな流れを説明するのみで、読者のみなさまが、アレンジを加えやすいようにさせて頂きました。
下記にレシピをまとめさせて頂きましたので、ご参照下さい。
日曜の昼下がりを楽しみたい人に捧げるレシピ：焼きリンゴ
材料
林檎…1玉
砂糖…適量
シナモン…お好みで
作り方
①林檎の芯をティースプーンでくり抜き、底のヘタも取っておく。
※この時、底まで貫通しないようにする。
②芯を抜いた穴に砂糖を詰めます。
焼き上がり後、この穴に林檎の果汁のシロップが溜まります。
このこの穴に、砂糖に加え、シナモンや、ウィスキー、ブランデー、果実酒（白ワインや、リキュールなど）を垂らしたりしても美味しいです。お好みのアレンジをお加え下さい。
③電子トースターで20分焼きます。
④粗熱が取れたら、お皿に盛りつけて完成。（お好みでシナモンを添えても可）
※やや生のシャリシャリした食感がお好みなら、粗熱を取らずにそのまま盛りつけ下さい。
※お好みで、クランブルや、バニラアイス、バルサミコソースを添えてもお楽しみ頂けます。
岡村飛龍
