この度、〈Label The Garden〉というアイドルレーベルを立ち上げました。なぜ「ガーデン」なのか。理由はシンプルでアイドルが育つ“庭”を造ろうと思ったからです。どんな芽を出し、どんな花を咲かせるのか、それはメンバーそれぞれの能力や才能、努力や運によるところが大きいですが、パフォーマンスを最大限発揮できる環境づくりに取り組みたいと思ったのが事の発端です。すでに完成されたものを観たいならば、アーティストのライブに行くほうが満足できる可能性は高いでしょう。歌もダンスも拙いけどがんばる彼女たちの姿を魅力的に感じるのは、そこにドラマやストーリーが生まれるからなのではないかなと。昨年のオーディションもそういった理由で全部生配信しましたし、これからもできる限りオープンにやっていきたい。
今、〈Label The Garden〉メンバーはCSスカパー・KawaiianTVで『コロムビアアイドル育成バラエティ14☆少女奮闘記! ~メジャーデビューへの道~』という冠レギュラー番組をやらせていただいているのですが、まだ始まったばかりのこの番組ではアイドルが成長していく過程が生放送で、それこそ生々しく綴られていくと思います。もちろんそんなに甘い世界ではありませんので、脱落してしまう子も出てくるでしょう。それも含めての”リアル”であって、そこにエンターテイメントとしてのドラマやストーリーが生まれるのではないかなと思っています。
Label The Gardenの楽曲、まずはドラムとベースでリズムセクション録り。ここで楽曲全体のベーシックを作り、次にギターと歌を録り、最後に細かいアレンジをしていくのが最近よくやる流れです。
そんなこんなで、最近は〈Label The Garden〉用の楽曲制作の日々だったりするわけです。ただ、立場上、音楽制作ばかりやっているわけにはいきませんので、なかなか集中して作業できる時間がないのが最近の悩みの種。数日かけてじっくり仕上げていきたいものですが、そんな贅沢も言っていられませんので、地道にやっています。最近のこだわりはドラムのスネアをあえて浅胴のものにすることでしょうか。俗にピッコロスネアなんて呼ばれていますね。音楽的趣味の話になってしまいますが、個人的に深胴よりは浅胴のスネアが好きなのです。これまでは一般的なところに落ち着かせようと中胴のスネアにしていたのですが、もう思い切ってやってしまおうと思い、〈Label The Garden〉のリズム録りでは浅胴のスネアでカンカンやってます。音ヌケの良さが気持ちいいです。
この日は試しに衣装でやってみる。まだまだ拙い踊りでも衣装を着るだけでアイドルらしく見えてくるから不思議なものである。
先日のダンスレッスンでは初めて衣装を着てやってみました。まだまだこれからではあるものの、徐々に形になっていく感じがこれまた楽しい瞬間です。初お披露目のタイミングは完全に仕上がり次第ということになってしまうのですが、この夏にはしかるべき形で初ライブをできるといいなと思っております。それまでどうぞお楽しみに、〈Label The Garden〉のこれからにご期待ください。
Label The GardenのダンスレッスンはB.M.H先生にお願いしている。B.M.Hはい~ちゃんとモエの二人組。この日はい~ちゃんに厳しくご指導いただきました。
やはり何事においても軸がブレるというのはよくない。ブランディングに関してもそうだし、ビジネスにおけるプランニングについてもそうでしょう。そういった意味で、楽曲制作に関しては私が旗振り役となるわけですし、ダンスに関してはい~ちゃんとモエの女性二人組「B.M.H」にお願いしています。クリエイティブを担うブレーンを固めることで、コンセプトや方向性がブレることなく進めていけるかなと。まだまだ始まったばかりのプロジェクト、自分自身にとっても勉強になります。日々是精進。