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ブラックメタルに魅せられ日本を飛び出たブラックメタル大好き女によるメタル天国ポーランドでライブを観るススメ6選!言語、治安など不安要素を凌駕する魅力がそこにはある。観光も兼ねてメタル天国ポーランドへ!

今回は、ポーランドで30回以上メタル系のライブを観てきたわたしが、みなさまにポーランドでライブを観るメリットを伝授しますよ~! 人によってはなんのメリットにもならなそうな項目もありますが、とにかくアツいメタラーだらけのポーランド! これを読んだら、次の休暇は旅行のついでにポーランドでライブを観たくなるかも……?

メタル天国、ポーランドでライブを観るススメ6選

1.チケットが安い

ポーランドは日本人からすると比較的物価の安い国です。そのため、とにかくライブのチケットも安い! 去年BehemothとBatushkaのライブを観たときは、前売り券がたったの60zl(約1,800円)でした。

当日券でも70zl(約2,100円)。スウェディッシュブラックのMardukを観た時は当日券で90zl(約2,700円)でした。3月にポーランド各地でライブを行うGorgorothは前売り券が74zl(約2,220円)だそうです。

もう少しマニアックなバンドになってくると、40zl(約1,200円)、駆け出しのバンドだと10zl(約300円)で観られることも! なんだよこれ、タダ同然かよ。

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2.絶対に来日しなそうなバンドのライブも観られる

当たり前ですが、日本ではいまいち人気が無い、もしくは無名のバンドも、ポーランドでは普通にライブをやっています。マイナーバンドが好きな人には本当にありがたい話です。

また、ポーランド以外の海外のバンドもよくライブを行います。去年の12月にはMayhemとWatainがポーランドで公演しました。MardukやTrypticonなども、ポーランドのツアーエージェント会社に所属しているため、ちょこちょこポーランドでライブをしてくれます。

3.お酒が安い

チケットに続き、ライブハウスで売られているお酒などの飲み物もかなり安いです。ワルシャワなどの都市部でも、ビールは500mlがボトルで10zl(約300円)、プラスチックのカップなら7zl(約210円)で買えます。小さな町のライブハウスになると、500mlが4zl(120円)のところもあります。ジントニックなどのカクテル系は少し高くなるのですが、それでも15zl(約450円)前後です。飲みすぎ注意です。わたしはよく飲みすぎて大変なことになります。

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4.モッシュがよく起こるものの、突き飛ばされて転んだらすぐに手を差し伸べてもらえる

モッシュ嫌いな人には全くメリットではないと思いますが、ポーランドではブラックメタルのライブでも、高確率でモッシュが起こります。(が、バンドの音楽性にもよります。Batushkaのライブではモッシュは起きていなかったような……)正直、上半身裸の屈強な男たちが暴れまくってると結構怖いです。そして前方およびモッシュピットにいると、女性でも容赦なく突き飛ばされます。

ただ、転んだとしてもすぐに手を差し伸べて助けてもらえます。上半身裸のモッシャー男たち、やけに気の良い人も多く、ライブの半ばになると妙に意気投合して抱き合ったり肩を組んだりしている人もいます。(たまにめちゃくちゃ暴れすぎてまわりからドン引きされてる人もいますが)
こうした現象はモッシャーにはなんとも嬉しいものの、突き飛ばされたくない人は、なるべく後ろの方で観ると安心です。

5.日本人は特別扱いしてもらえることが多い

やはり日本人(アジア人)がポーランドのライブハウスにいる光景はかなり珍しいのか、声をかけられることが多いです。わたしが女性だからというわけではなく、「なんでこんなところにアジア人が!?」と、単純に興味を持って話しかけてきてくれます。親切な人も多く、お酒をご馳走してもらえることもあります。

ただ、ポーランド人はお酒に強い人が多いので、同じペースで飲んでいると危険なことも……。中にはウォッカのショットのチェイサーがビールというつわものもいるよ……。

また、何度かライブに行って、オーガナイザーやバンドメンバーと顔見知りになると、「お~、また来たんか~。」と、無料で入場させてもらえたり、楽屋裏に入れるフリーパスチケットがもらえることも!
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6.妙に変わった面白いライブハウスが多い

これもまた別の記事で詳しく紹介しようと思いますが、日本ではなかなか見かけないライブハウスがちらほらあります。特にわたしが驚いたのはクラクフにあるFabryka(ファブリカ)というライブハウス! ファブリカはポーランド語で工場という意味なのですが、本当に工場の一角にあります。あまりにも工場、工場しているので、わたしは最初に訪れた時、そこがライブハウスだと気付かず数回前をスルーしてしまいました。他にも鉄道倉庫を改造して作られたライブハウスなんかもあったりして……なんか自由です。こういうライブハウスでライブを観ていると、あー、わたし外国に来たんだな~という旅情をふと感じます。

いかがだったでしょうか! 何と言っても最大のメリットはチケット&酒が安い! スーパーで売られている酒はもっと安いので、ライブ前に宿などで酒を飲んでからライブを観るのもあり。(ポーランドでは路上飲酒は禁止です。罰金をとられます。だからライブハウスまで行く途中に歩きながら飲んだりしないでね!)

とにかくメタラーには夢のような国ポーランド。わたしは4月にPsychonaut4とMgłaのライブに行く予定です! まだまだ到底来日はしなそうなバンドが観られるのも嬉しいですよね!

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Metal Mania Sayuki

Metal Mania Sayuki

コラムニスト

関東平野に生まれ育ち、高校生の頃ブラックメタルに目覚める。大学でナチスの強制収容所についての卒論を書いたことをきっかけに、実際にポーランドのアウシュヴィッツへ訪れる。そこでポーランドの素朴な風景と人柄、メタルファンの多さに一気にこの国に恋に落ちる。大学卒業後、都内の音楽会社で働く傍ら、夜は新宿ゴールデン街のバーと六本木のフェティッシュバーのバイトを掛け持ち。2014年、ポーランドのブラックメタルバンドの追っかけをするために仕事を辞め、再びポーランドへ。そして、現在はポーランド西部の小さな田舎町に住みながら、ポーリッシュメタルやポーランドのあれこれを紹介する動画を作成し続けている。

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