Kick a Showです。突然ですが皆さんセックスフレンドはいますか? 友達以上恋人未満のアノコとベッドの中で観たいMV、アノコとソファでイチャこきながら観たいMV、PussyをモノにスルするにはイケてるMVのプレイリストを用意しなきゃ。毎回違うゲストをお呼びして、私Kick a Showが選ぶMVを、インタビュー形式で様々な観点から紹介して行きます。

今回のゲストは、音楽ライター・Shiho Watanabeさん。

▼前回のおチョメ論もチェック!!
More Than おチョメ論 by Kick a Show 〜動画と感度の狭間〜|ゲストはDIRECTOR・新保 拓人(SEP)さん

More Than おチョメ論 by Kick a Show 〜動画と感度の狭間〜
Guest・Shiho Watanabe

More Than おチョメ論 by Kick a Show 〜動画と感度の狭間〜|ゲストはShiho Watanabeさん kickashow-1200x1600

1. Future “Rich $ex”

Shiho Watanabe(以下、S) これは、マイアミで撮ってると思うんですけど、フューチャーは自分のセカンド・ホームがマイアミにあるんですよ。

Sam is Ohm(以下、O) 冒頭24秒でブラック・チャイナがいきなり出てくるじゃないですか。そもそもどういう関係なんですか?

S フューチャーと実際どんな関係かというのは分からないですけど、ブラック・チャイナといえばこれまでにもタイガとかカーダシアン家のロブ(ロバート・カーダシアン。キム・カーダシアンの弟)とか、とにかく名だたるセレブ喰いで有名だったんですよ。

なので、業界の中で最もホットな男性のそばにいたいという欲求はあるんじゃないですかね。フューチャーはもともとシアラと結婚して子供もいたんですけど、このMVが発表される頃にはすでにシアラと別れていて、養育権を巡る裁判なんかもしていた時期なんですよ。なので、わざわざチャイナを呼んでここまでイチャコラするのはエグいなと思いましたね。当てつけかな? って。

Kick a Show(以下、K) なるほどですね。あ~でも、チューもしちゃうんですね。リッチ・セックスをしちゃうんだ。ベロも出しちゃう。1分50秒あたり、フューチャーのベロが出ました。

S チャイナのインパクトがすごくて、ほかに何も目に入ってこないもんね。チャイナにはトーキョー・トニって名前のすごい母ちゃんがいて、トニもなかなか強烈なんですよ。この間も自分のアソコを拭いたウエットティッシュをファンにプレゼントしてましたね。

O なんか、色々と濃いですね、、、(元妻の)シアラ的にはどうなんですかね?

S どうなんでしょうね…。私も、前は(こういう女性を)すごく嫌だな〜と思うタイプだったんですけど、ここまで来たらやり切ってくれ、と思いますね。年を取るとこういう売り方も出来なくなるし。どこまでできるんだろう?って言うのを証明してほしい。チャイナ、最近までYBN・オールマイティーっていうすごく年下のイケてるラッパーと付き合ってたんですよ。それがステイタスみたいになってるので、どこまで行くのか…。

K まあ…要するに、エッチなギャルってことですよね。

O でも、表情を見てるとそこまであざとさが無いっていうか。結構天然でやってそう。

S マジで? そう映ってるの? でもさ、彼女もいつもスキャンダルにまみれていて、それが自分の価値になるのを分かってるんだよね。

K 透けてるブラで、乳首も出してらっしゃるんですよね。お尻と乳首は惜しまないってことでしょうね。ここまで来ると……気付いたら、もも裏まで舐めちゃってますよね。

S MVの撮影現場でここまで出来ちゃうのもすごいよね。現場にはいろんな人もいるわけじゃん。Kick a Showさんにこういうオファーが来たらどうします?

K そうですねぇ、、、頑張ります(笑)。やっぱり、いわゆる演技ですもんね。その後どうなってるかわからないですけど。ここでおっ始まってるかもしれないですしね。しかし二人とも、タトゥーもすごい。

S それでも、フューチャーのライヴって、色気がやばいですよ。カリスマティックだし。

K おそらく、魅了できる何かがあるんですね。それでは、志保さんのお仕事目線で見て、このMVの総評は星いくつでしょうか!?

S 星2!

K 結構ひっくい(笑)! どう言ったところが星2なんですかね?

S ブラック・チャイナのケツが見たかったらそういうビデオを最初っから観ればいいじゃん。あと、もっとフューチャーに没入したかったらそういうMVを見るよ。これは、全然興味のないカップルの自撮りイチャイチャ映像を見せられてる感じ…「3周年だよ〜♡」見たいな。なので、すみませんが2です。

O ごもっとも!

S ちなみに、こういうボディの女の子はどうですか?

K 僕、、、正直ちょっと、得意な方ではないんですよね、、、ブーティーな方…日本人でも、GOGO(ダンサー)の方は比較的、ブーティーな方多いじゃないですか。そうすると、こっちも頑張らなきゃって気持ちになっちゃって。すんげえ頑張んないと、楽しませられねえって。そうすると不釣り合いな気がして、申し訳ないような気になっちゃうんですよ。

O 逆に、Kick a Showが頑張らなくても全然楽しんじゃうぞ♡ってブーティーな女の子、積極的に連絡して来てほしいですね!

2. Cardi B “Bodak Yellow”

S  これはドバイでロケしてますね。ちゃんと歌詞の内容に合わせてルブタンの靴が出てくるんですよね。

K このフォントの感じもすごく好きです。あと、チーターをわざわざ用意してるっていう。すごいです。

O カーディ・B、もともとストリッパーからたたき上げで成功してきた中で、勢いがすごいじゃないですか。お騒がせキャラっていうか。

S 嘘がないところがいいんじゃないですか? 疲れたらすっぴんでもインスタのストーリー更新して「まだスタジオにいてマジ辛い」とか発信してるし、最近だと子供が生まれたばかりだから「朝5時半だけど夜泣きが止まねえ」とか言っていて。親近感が沸くなって感じがします。あと、彼女は南米からの移民の家系なんだけど、今のアメリカにおいてはそれも人気の秘訣なんじゃないかなと思います。

これはカーディがメジャー契約して1本目のMVなんですけど、いきなりドバイでロケしてるから、私も「おお、だいぶ予算が突っ込まれてるんだな」と思いましたね。

K ラクダも出てますしね。ルブタンとチーターとラクダが。チーターもこうしてみるとエロく感じますね。ヒョウ柄イコール、エロい。

O ニッキーとかもそうですけど、ちょっと先輩だとエロいこともやってたじゃないですか。ニッキーとかキムと比べたら幼いって感じもあって。それが今までいない感じの女性ラッパーだなって。キムとかはエロの方が先行してた印象があって、でもカーディはストリッパーから成功してるっていう。逆説的になっている部分も面白いなと思いました。

S 好きな動物をMVに出せますってなったらどうします?

K うーん、、、フクロウですかね。あまり高いのは、そんなに……。フクロウとかここ(肩)にいたら……良くないですか? 予算があれば…逆に余裕があれば、やっぱり象じゃないですか?

O そこはわかりやすく一番デカいところ行くね(笑)。

K 動物そのもののインパクトを求めてしまいますね(笑)。

O ただ、MV視てて思ったけど、ブラック・チャイナの後に(カーディを)見るとエロの方向性が違う。ブラック·チャイナの方が露出度が高い。

K 露出度が高くない分、そこはチーターでエロ補ってると思うんですよね。エロさを。カーディ・Bも女豹のポーズみたいなのしてますもんね。

S 表情豊かな感じもね。

O ギャルっぽいけど動物的な感じもあって。

K 砂漠の使い方も、だいぶ贅沢ですよね。一瞬しか映らないのに。

S カーディ・Bって彼氏も(ミーゴス)のオフセットじゃないですか。どうですか? 同業者同士で付き合うのは。

K お互いに高め合えればいいですよね。アーティスト同士とかモデル同士でも、お互いの仕事にリスペクトを持っていればいいんですけど、それができないと難しそうですよね。

O 実際アーティスト同士が付き合って、バズらせるゴシップ的な要素もあるよね。ディプロとマドンナとか俺は面白いな~と思ってて。例えば50歳くらいの女優さんとかどうですか?

K 僕からは多分行くことはないんですけど、すーごい来られたら、分からないです。

O すーごい来てくださる50歳くらいの女優さんは、積極的に連絡して来てほしいですね! じゃあ、総評を……。

S 星4で。

K 高い!! 純粋に、いいっていう。金かけてPVを撮って、フィメール・ラッパーはこうであって欲しいみたいなところを体現できているっていう。

S 本当にそうですね。

3.TOKYO HEALTH CLUB “Hなギャル feat. Kick a Show”

O えーじゃあそしたら、、、これが、最後のMVが、コレなんですけど、、、企画とタイミングが合ったと言うか、、、。

S あれっ、これは、、、見たことありますね……。

K 結構、今話題になってる気がします(笑)。四人ともサングラスにヒゲ、っていう。男性陣の統一感があって。それに対して、本物のキャバ嬢さんを女優としてブッキングしていて。出し方がプロでしたね。

O ディレクターは以前この企画に出て頂いたシンポさん(takuto shimpo)ですね。
 
S このデニムがいいよね。ドレスとかワンピースじゃなくて、女の子がデニムのパンツを脱いでいくっていうのが。そっちの方が男の子は好きなんですかね。

O 俺は間違いなく全ての男性陣がそうだと思います。

K そっすねー。日本人の男はそうかも。エッチなギャル好きな男たちはデニムのショーパンでしょ、っていう。それに白タンクトップみたいな感じですよね。

O 人類最強のギャルっていう感じで。

K すごい寄りで撮影してるんで、こう…。本当に自分が(女性を)見ているかのようなアングルで楽しめるっていう。そう言ったPVになっております!

O 実際、このエッチなギャルと会ってみてどうでしたか?

K しんぽさんとはデビューの頃からPVを撮りまくってもらってるんですけど、やっぱりこう言う曲を常に歌ってるんで、女性と絡むシーンは(シンポさんも)どう絡ませようか、いつも考えてくださってるんです。

今回の撮影で、僕を椅子に座らせて、ここら辺(鎖骨あたり)の寄りなんですけど、多分使われていないシーンで、女性が僕の後ろから鎖骨をそうように撫でてくれるんですけど、なぜかギャルの手が真下にきちゃって、僕の乳首の方に触れちゃった瞬間があって。

僕もびっくりちゃって。ここら辺(胸元)までは「あぁ、あぁっ!」とか言ってふざけてたんですけど、乳首の方はね…現場にいた皆さん、僕がふざけていたのを面白がって見てくれてたんですが、女性が急に「え、こうですか?」てストレートに手が乳首まで降りてきて。僕もびっくりして不意に「かっ! カッ! カーハート!!」って(笑)。謎に(笑)。エッチなギャルに乳首を触られると、カーハートが出ちゃうっていう自分の特性も分かって(笑)。

O エッチなギャルは、自分の知らない性の特性を引き出してくれる(笑)。

S 男女の絡みのシーンは少ないんですね? THCのメンバーの方は絡みのシーンも撮ったのかな?

K 実は自分の出番が終わってすぐ、OHMさんと沖縄に行っちゃったから分からないんですよ。ツバメさん(TSUBAME|OMAKE CLUB主宰 / TOKYO HEALTH CLUBのDJ、BEATMAKER)っていう、このトラックを作っている方は、サングラス越しにエッチなギャルを眺めるシーンを撮って、そのサングラスに映ったエッチなギャルを撮りたいっていうしんぽさんの思惑で。

ラジオでもこの間喋ったんですけど、THCさんは皆さんシャイというか。なのでみんなサングラスを掛けてるんですけど。実際、エッチなギャルを見ようにも直接は見れない。でもサングラス越しの方なら見れるって。ツバメさんはすごい「ああ、今は観れる」って言ってて。……この「エッチなfeel so good」って歌詞も独特な言い回しですよね。

S 夏っぽいですよね。

K これがテレビ東京系「ゴッドタン」のエンディングテーマソングに決まっております。

S ギャルの女性の方とは直接話したんですか?

K 話しました、話しました。踊り方がわからないから教えてくれって。「手を上げてこう、セクシーな感じで腰をクネクネさせてもらえればいいんですよ」って。でも話したのはそのくらいですね。

O エッチなギャルって、歌詞の中でも言ってますけど、かなりピースな存在じゃないですか。

S みんなが笑顔になるもんね。

O だから、地球上にエッチなギャルがもっと増えてもいいなと思ってるんです。

S 私が中高生の時って、ギャルってすごい…ギャルな子とギャルじゃない子の境目がすごくあったと思うの。雑誌の「egg」全盛期みたいな。最近、その境目が曖昧になってるなって思うの。とくに化粧は濃くないし髪の毛も黒いけどギャル、みたいな。お二人から見たギャルの定義ってあります?

K ギャルの定義……、ギャルって自分磨きがすごいじゃないですか。こだわりにストイックというか。何かに女性として一つでも、化粧でもネイルでも、洋服でも、そういうところにストイックさがあれば、それはギャルなんじゃねえかなって感じです。あと、昔ヤンキーだった、みたいな。これは確実にギャルです。

O 派手っていうか、必然的に、動物界ヒエラルキーの上の方にいる気が……。

K 頂点の方にいたのが……。

O 言わばギャルですかね。最終的に言えば、エロいかエロくないかですかね! HなGALだけに!

S なるほどね〜。

K では、総評は!

S 4.5でお願いします! 足りない0.5は、もうちょっとギャルが見たかった!

O なるほどですね! そしたら、シンポさんに伝えておきます!

K 僕ももうちょっと見たかった気持ちもあります、ギャルを。この目で……。

O 私もカーハート特性出せちゃう自信あるぞ♡ってHなGALの方、連絡お待ちしておりますね!

edited by Sam is Ohm

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Kick a Show

渋谷・中目黒などを中心に活動するシンガーのKick a Show(キッカショウ)。
活動開始からの2年間でデジタル・リリースしたEP3作や記念すべきデビュー盤となった 『KOIMIMA EP』は、相棒とも言うべきプロデューサーSam is Ohmとのタッグにて抜群のケミストリーを生み出し、コアなミュージック・ラヴァーズを唸らせてきた。
最先端ながらもどこか懐かしさが香るメロディとトラック、R・ケリーなどにインスパイアされたというセンシュアルかつユーモア溢れるリリックが特徴的であり、その内の「友達以上恋人未満」は、<コイミマ>の略称でストリートから愛される代表曲となっている。
また、2017年にはG.RINA、ZEN-LA-ROCK、MONDO GROSSOらのアルバムへ連続して参加。
その客演を機に『FUJI ROCK FESTIVAL ’17』や『りんご音楽祭 ’17』など様々な音楽フェスやブロックパーティーにも参加し、その抜群の存在感で魅了し続けている。
2018年2月14日、バレンタインデーには「12のラブストーリー」を落とし込んだ待望の1stアルバムをリリースし、たちまち話題沸騰中。

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EVENT INFORMATION

WET〜濡れる〜 supported by Untitled Party!!!/1UP

More Than おチョメ論 by Kick a Show 〜動画と感度の狭間〜|ゲストはShiho Watanabeさん kickashow-1-1200x1697
2018.08.26(日)
ADV ¥2,300/DOOR ¥2,800 ※共にドリンク代別

TOPIC -Guest line up-
Kick A Show
Scarf & the SuspenderS
ディープファン君
cadode
SONOKI
MoE

Lounge 1UP DJs
Masaru
Yuya
K
OKD(from nicoten)

Lounge Guest DJ’s
hisabor(東京定期便)
TANACHU(Alegre、KINGLE)

Photo
Shinkai nanami

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