お隣の国、韓国のクラブシーンって実際どうなの?と興味を抱いてる方々のために、様々な角度から解説していくこのコーナー。今回は2017年にオープンしたばかりの箱を中心にご紹介させて頂きたいと思います。

まず初めに、ソウルのクラブシーンの全体像について簡単に解説します。東京でもクラブ激戦区、六本木vs渋谷でかなりカラーが異なるようにソウルでもいわゆるクラブ密集地というものが存在し、大きく分けて3つのエリアに分かれています。六本木の雰囲気に近 いのは、“オッパ、カンナムスタイル”でも聞き覚えがある方もいらっしゃると思いますが、ソウルの中心地“カンナム エリア”です。主にEDMが流れる大箱(キャパ1000名以上)がずらりと並んでおり、ULTRA KOREAという野外音楽フェス(EDM系)の公式アフターパーティー会場といえばここカ ンナムエリアに位置する、OCTAGON、CLUB MASSが代表的で、芸能人がバンバン出没するClub Arenaが有名だったりする。
かつて2000年代前半、Hip-Hop系やストリートカルチャー系のイベントの発信地であった‘ホンデ エリア’は今でもその名残を受け継ぎ、若者文化の中心地として街全体が発展して来た。日本のアーティストとの交流が深いHenz Clubや、渋谷のHarlemに近い雰囲気のHip-hopの聖地、NB1・ NB2、アメリカのクラブ・バーの雰囲気に近いアンダーグラウンド箱のClub MWGが立ち並ぶ。

そして、ここ数年でソウルのアンダーグラウンドシーンの中心地として急成長しているのが‘イテ ウォン エリア’であり、クラブの名前になぜかモノの名前がつくのが流行りらしい(笑)。外タレが来韓するとなれば大抵ここでプレイすると言われているのは、‘Cakeshop Seoul’。プロモーターの立場からして嫉妬するほどブッキングの良さには感心する。ベルリンテクノやデトロイドテクノにどっぷり浸かりたい方はFaust Seoulへ。ハッピーな気持ちになれるハウスやディスコ系の箱は Midnight Seoul Barが人気だったりする。

さて、“韓国のCakeshopがアツイ”という情報を良く耳にするが、Cakeshopには2号店と3号店が既に存在しているという事実はご存知だろうか。それに、韓国のクラブは日本でいうWOMBみたいな1階から4階までフロアが各階に存在し、建物全部が“クラブ”という構造が存在していなかったことも、あまり知られていないと思う。冒頭で述べたクラブも全て1フロア(ダンスフロア) + テーベルフロア(VIP席)の構造であり、箱の大きさが大きければ大きいほどVIPテーブルの数に比例してるだけであってダンスフロアは1つであることが基本だ。

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(上)CakeshopのDJブース / (下)PistilのDJブース (Cakeshopの2号店) / 共にPhoto by. Ligrye

この2017年に入ってからソウル市内に(というよりクラブ激戦区・イテウォンエリアに限定しても) いくつもの新しいクラブがオープンし、クラブの数に対してDJの頭が足りてなくブッキング戦争 が起きてることも、韓国・ソウルで起きている変化のうち一つだ。今回はソウルに新しくオープンした今注目すべきVENUE TOP3を取り上げてご紹介する。それぞれのクラブオーナーに簡単なインタビューを進行し、今彼らが目指しているものは何であるのか、なぜクラブをオープンしたのかについて聞いてみた。
 

<インタビュー内容>

質問A: クラブのコンセプトはなんですか?
質問B: クラブをオープンした理由はなんですか?また今後の目標はなんですか?
質問C: 他のクラブとは負けない点があれば教えてください。
質問D: こちらのクラブでよくDJしているアーティストの名前はなんですか? (特化している音楽ジャンルは何ですか?)

1.Contra

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冒頭でお伝えした、Cakeshopの第3号店として3月3日にオープンしたContra Seoulは1Fから3Fまでフロアがあり屋上(野外)へもいけちゃう、ソウル初のオールインハウス型のクラブである。全フロア合わせて約400名ほどの収容人数があり、写真に写ってるのは1Fのロビー&チルエリア。写真の右側の階段をよく見ると所々、充電できるプラグがあるのがわかる。携帯を充電しながら列を待ったり、あるいは友達と待ち合わせしておしゃべりしたり、クロークで荷物を預けたり、ゆったりとクラブへ入る心構えをすることが空間である。クラブで充電できるとか最高じゃん~!笑そして、2Fはダンスフロア、3FはテキーラBar / Lounge、4Fは屋上になっており、夏にはRoof Top Partyなども予定されているそう。ちなみにCakeshopの間隣のビルにContraが隣接していて、 期間限定(いつ終わるか未定)でどちらかのイベントのエントランスを払えば、ContraとCakeshop を自由に行き来できるそう。 2号店のPistilは歩いて10分ほどの距離に位置しており、Houseや Techno系のレギュラーイベントが開催されている。どの店舗にもアットホームなスタッフがお客 さんを迎え入れてくれる。最初は皆と同じ小さなチームから始まり、ここに至るまでスタッフも増えてきているが、長年にわたりずっと共に働いてきたバーテンダー、ドアパーソン達、DJ達はまるで家族のような存在であるとオーナーは語る。
 

インタビュー回答

A: クラブは単なるテンプレートに過ぎず、その中で携わるクルーやアーティストがそのアイデンティティを作り上げて行くものだと考えてます。時間をゆっくりかけて醸成されていくものなので、これから作られる音楽シーン自体が、今後Contraの未来を左右するでしょう。私は様々なアイデアや感性がContraの中交わるようにに設計されていると断言できます。

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Photo by. YonYon

B: 私たちはすべてのクラブ文化に純粋でロマンチックな情熱を持っています。これまで基本的にCakeshopやPistilには適していないパーティーをいくつか持っていましたが、それらに対してどう発展すべきか考えてきました。

C: 面白いことに、この質問に対していくつかの派手なサウンドシステムやミキサーなどを言わなければならないことを知っています。しかし、私たちの最高の資産は、我々が本当に強く正直なコミュニティセンスを持っていることです。

P.S インタビューの回答が抽象的なものが多いので私から一言加えますと、個人的には3FのバーでベジタリアンFOODを売っているのが面白いなと思いました。テキーラバーだけに、テキーラの種類も豊富で、ソウル市内のクラブでフードが楽しめるのもここContraだけだと思います。屋上 は現在、喫煙スペース化されて特にまだ何もない状態ですが夏に屋上で気持ちよくパーティーできるのも最高ですね。

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(上) Contra 3FのテキーラBar / (下) Food menu for vegans / 共に Photo by. YonYon

D: 同じことを言うが、クラブは常に進化していくと思うし、クラブ自身もグルーヴベースのサウンドを持っていると思うし、DJ達もかなり長いロングセットを準備したり、シーンに対してサウンドを焦点化しているDJもいるだろう。Contraは今オープンしたばかりだが、今のところ Eugene Blake、Ffan、Nov、June One、NaOne、そしてAPACHIなどがプレイしてくれてる。そして、4月からはロンドンのラジオ局WorldWide FMのDJ、Thris Tianと共に2ヶ月に1度‘Global Roots’パーティーを定期的に共催します。彼が連れてくるゲストアーティストと、韓国のローカルアーティスト2組を毎回パーティーにブッキングし、Live Streamingを生放送する。その他にも MartynやPeggy GouなどのInternational DJをレジデントとして迎え、新しい企画を考案中です。私たちは、どのアーティストが本当にこのContraをホームとしてシーンに携わって行くのかを非常に楽しみにしています。

Club Info:
Address ) 2F/3F 34-16 Itaewon dong, Yongsan-gu, Seoul.
Official HP ) http://www.contraseoul.com/
SNS ) https://www.instagram.com/contraseoul / https://www.facebook.com/contraseoul/
Cakeshop ) https://www.facebook.com/CakeshopSeoul/
Pistil ) https://www.facebook.com/pistilseoul/
 

2.Soap

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DAFT PUNKのアルバムに共同プロデューサーとして参加し、グラミー賞を獲得したDJ FALCONをゲストに迎え、2017年3月9日に華々しいオープンニングを飾ったSoap Seoulは、Pute Deluxe というクルーのオーナーと数名のローカルパートナー達によって運営されている新しいクラブである。彼らのブランドの目的は、ファッション、音楽、デザインの融合と居心地の良いナイトライフの提供であり、クルーと箱との連携に注目したい。Pute Deluxeはインターナショナルブッキングチームとマーケティングエイジェンシー、そしてアパレル制作チームの3つのチームが存在し、全てのブッキングとイベントの企画・制作及びプロモーションまで一つの屋根の下で管理されている。PDLXというオリジナルブランドも持っており、サブカルチャーや性的要素をユニークに再解釈したカリグラフィーやイラスト等が特徴的だ。イベントのコンセプトや取り扱っているコンテンツがとてもユニークなので是非とも彼らのSNSでチェックしてみると良い。収容人数は400名ほど で。ワンフロアでアンダーグラウンド箱の中ではかなり大きい方である。
 

インタビュー回答

A: ソープのように全体的に丸みを帯びた空間、石鹸だらけの床、ブルーライト、ハッピーバイブ、 アメリカのSFテレビドラマシリーズStar Trekのバスルームのようなイメージ。

B: これまで色んな場所でパーティーを作って来ましたた。クラブイベントだけじゃなく、ルーフトップ パーティーや、企業のレセプションパーティー、ブランドのプロモーションイベントなど、私たち はいつも無作為空間でパーティーを行い、自分達の空間を開くことを正当化するのに十分なオーディエンスを獲得したので、このクラブを開くことにしたのです。人々が音楽や幸せなバイブを共有する 為の居場所を作ったのであって、これらをあまりにも真剣(人為的)に扱うのは良くないと思います。

P.S. ) Pute Deluxeクルーで一番有名なのはRoof top partyであり、夏季シーズン限定の野外イベントだが、Floating Islandという漢川沿いにあるスペースを貸し切って行われる。去年の9月には StarRo(Soulection)さんもゲストで参加しており、最大で2000名以上の来客を記録しているほど。

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C: 名前がSoapだけに、レモンの香りが特徴のブルーソープを会場内で販売している。また、フロアには清潔で通気性の良い快適な地下空間が広がっている。今週末、Pute Deluxeクルーの3周年 イベントがSoapで開かれる。近々、新しいコンピレーションEPのリリースの発表がある。

P.S. ) 2ヶ月に1度開かれるGolfというパーティーではGolfのパターマットが会場内にひかれ、皆でゴルフを楽しむ様子も興味深かった。実は私もKOTOBA SELECTという名義で去年のPuteのEPに 参加したことがあり、前回はスタジオジブリのブートレグEPでトトロのリミックスを制作した。 今回のEPはどんなコンセプトのものなのか楽しみだ。

D: ジャンルはオールアラウンドであり、Beats、Future、House、以外にも私たちは良い音楽と思う全てのジャンルを取り扱うが、どちらかというと明るい雰囲気なものが多い。過去には、 tennyson , staRro , Falcon, Full Crateなどのアーティストを招聘しており、その他にもPEACHや GOLFなどのDOPEなローカルパーティーを持っている。

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Club Info:
TEL ) +82-10-9984-9512
Address ) #B1 132-3 Itaewon dong, Yongsan-gu, Seoul.
Official HP ) www.soapsoul.com
SNS ) www.instagram.com/soapseoul / https://www.facebook.com/pg/soapseoul/
Pute Deluxe ) http://www.pdlx.kr/about/
 

3.Toast

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今年の2月にオープンしたクラブToastは、イテウォン駅から徒歩3分の距離に位置し、AOMGやHi-Lite Records、360 Soundsなど韓国のHiphopシーンを率先するレーベルとの繋がりが濃く、 HipHop系のローカルアーティストと第一線で活躍しているラッパー達が入り混ざって共にパーティーを築きあげている。Main FloorとGreen Room(アーティストルーム)の2フロアで分かれており、収容人数は150名ほど。
 

インタビュー回答

A: you again? というスローガンをモットーに、斬新さと親密感が共存する場を提供しています。

B: 韓国のクラバー及びリスナー達のレベルが徐々に高くなってきているのを感じながら、より韓国のローカルシーンをサポートし、彼らを世間に紹介していく箱を作りたかったのです。まずは、ローカルアーティストとオーディエンスが作り上げるバイブを維持した上で、今後はToastのコンセプトに合った海外アーティストも少しずつブッキングしていこうと思っています。これからの目標は、トレンドとオリジナリティを適度に混ぜ合わせ、新しい文化を作り上げる箱として成長すること。音楽だけじゃなく、クラブの内装や全体的なデザインももちろん、新しい試みができるアート空間を作って行きたいです。

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C: 箱のマネジメント側やスタッフ側の人は、今までファッション関係の仕事で長い間勤めてきた人たちも多く、ファッションと音楽は密接な関係であるため、パーティーや今のクラブシーンへの理解度が高いと思います。こういったバックグラウンドがあるからこそ、自然とToastの中で音 楽を楽しむバイブスが生まれ、お客さんへと繋がっていくのだと信じています。単純なクラブ空間としてではなく、皆が気軽にコミュニケートできる溜まり場(アジト)になれるといいですね。

D: クラブで扱う主なジャンルはHip-Hopベースのイベントが多いが、常に新しいジャンルを模索中です。オープン当初から今までずっとこのクラブを支えてくれているRTM CREWに感謝してます。

RTM PARTY: ソウルの各シーンを代表するアーティストが集結して、月に1度のペースで開かれるオールジャンルのイベント。元は2年前にQUANDOLとJENNY FTSによってCakeshopで始まったものだが、Toastがオープンしてからは拠点を移すようになる。レジデントDJは、DJ SOULSCAPE/JENNY FTS/QUANDOL/MAKE-1/MIKE VETSの5名。

Club Info:
TEL ) +82-10-3122-9319
Address ) #B1 131-3 Itaewon dong, Yongsan-gu, Seoul.
SNS ) www.instagram.com/clubtoast / https://www.facebook.com/clubtoast/
 

4.(番外編) Apt Club Seoul

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Apt Club Seoulは、Cakeshopに続き、Boiler Room Koreaの第二回めの会場として抜擢され、アメリカのビールブランドBudwiserプレゼンツのストリーミングライブが今年3月に行われた。世界中のリスナーが注目する中、先ほど紹介したPute Deluxeクルー所属のDJ, DiDi Han、ソウルで最も先進的な女性クルーBICHINDAのメンバー及びRBMA2016に招待された唯一の韓国人プロデュー サーMIIINを筆頭に、イギリスのインディー・レコードレーベルXLレコーディング所属のNinesを ゲストとして迎え、多いに盛り上がった記憶が新しい。オーナーのGETWASTED (チェ インシク) 自身もDJとして活動しており、ストリートカルチャーマガジン/The Bling Magazineの元エディターである。Aptがアパートメントの略であるように一つの建物の下で多様な文化と人々が入り混じる文化的な空間をコンセプトに2016年の12月22日にオープンした。収容人数は300名ほど。
 

インタビュー回答

A: APARTMENTの元の意味は、宮殿や大邸宅の部屋そのものを指している。アパートには、多くの人々が住んでいる。それぞれバックグラウンドの異なる住民たちがひとつに調和し、多様なエネルギー(才能)を発揮できることを願ってこの空間を作った。コンクリート、鉄、パイプが基調となっている空間自体は冷たい感じがするかもしれないが、赤色のライトをうまく照らすことで、冷たくもなく、暖かくもない独特な雰囲気を漂わせている。

B: 目標は、文化、公演、展示関連のマネジメント会社を設立すること。それを実現するために、様々な経験を積んでいる最中だ。そのうちの一つがAPT CLUB SEOULである。エディターとしての経験を通して多くのアーティストと出会い、彼らが気軽に集まって、気持ちを休めたり、一緒に遊んだりと自由に音楽と文化的な活動をすることができる遊び場を作りたかった。展示や公演など様々な方面で、アーティストをサポートし最終目標に向かって走り続けます。

Boiler Roomの動画

C: 江南エリアに位置するまともなアンダーグラウンドの箱は、ここAPT CLUB SEOULだけだ。 クラブの基本的な価値観が変質している江南のクラブの間で、しっかりとしたアンダーグラウンドのバイブを感じることができる唯一の場所である。

D: ヒップホップ、ベースミュージックを基盤としたオールジャンルを志向する方だ。できるだけ 様々なDJのプレーを観客に披露したいので、オープンブース傾向にある(色々な人がプレイしている)。その中でもよくプレイしてるDJは、日本のアーティストとも様々な交流をしているSOMAL、ALTER EGO所属のSINQMINそして僕、GETWASTED。韓国のアンダーグラウンドシーンに属するすべてのDJのが、一度はプレーをしてほしいと願っています。

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Club Info:
TEL ) +82-10-4256-4756
Address ) 9, Dosan-daero 15 gil, Gangnam-gu, Seoul.
SNS ) www.instagram.com/aptclubseoul / https://www.facebook.com/aptclubseoul/
 

まとめ

韓国のクラブと日本のクラブの大きな違いは、外タレ案件以外は基本的に単発のイベントがあまり存在しないということだ。徹底的にそのクラブのブランディングに沿ってイベントが企画され、クラブとクルーが共に成長して行く過程が大きな違いである。200~400名ほどの小箱だからこそ、そういう試みができるのかもしれない。ここで紹介したクラブ以外にもいくつもの新しい小箱が誕生しては、古いクラブは閉じて行く。日本みたいに10年以上続く老舗というものがあまりないのも、ソウルの特徴である。今回ご紹介したクラブは中でも文化的にソウルのアンダーグラウンドシーンのこれからを担うHOTなクラブのご紹介でした。韓国に訪れた時は是非とも一度足を運んでみるのはいかがでしょうか。
 

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Photo by. Ligrye

 

プロフィール

YonYon (BRIDGE / BaeTokyo)

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2011年にDJとしてのキャリアをスタート。Future Beats、Hip Hop, UK Bass、House、Technoま
でジャンルを越え直感的にミックスするスタイルが世界中から評価され、日本のみならず東アジア、 アメリカ、ヨーロッパなど国内外にまで活動の幅を広げている。
また2016年から女性の芸術活動の支援を目的としたアトランタ初のパーティー[Bae]のアジア展開 におけるディレクションを手がけ、現在は国境や人種、性的アイデンティティを越えたクリエイティ ブ・エイジェンシーへと成長させた。各国の姉妹たちを一つに繋げ、クラブ文化の改善に働きか けている。
またソウル生まれ東京育ちというバックグランドを生かし、海外のアンダーグラウンドアーティス トを日本や韓国に繋げるためのブッキングエージェント、[BRIDGE]のプロモーターとして2016年
に本格始動。東京に拠点を置き、ブッキングのみならず、イベントの制作、英語/韓国語/日本語の 翻訳・通訳、コラムの執筆、ラジオなどを手がけ、各国のカルチャーを相互に結ぶ架け橋 (BRIDGE)となっている。
現在、世界各国を飛び回りながらも年内EPリリースに向けて楽曲制作中。

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