もしこの世が有毒ガスでまみれたときに
白い肌も、大きい目もそれだけじゃなくてね
イケてる粋な性格も大きな才能も
全部全部が羨ましいんだ
くすんで見えるなんて可愛いものじゃない
汚い泥以下に私はなるんだ
低い鼻と小さい目と凡人以下の思考回路が浮き彫りになってしまう
存在を意味する武器がないまま
背だけ大きくなってしまった私だから
いつだって追っているよ
越すことはないさ
いつだってついで以下なのさ
この気持ち悪い思考を含めて
もしこの世が有毒ガスでまみれたときに
救われるのは…
負けてるなんてものじゃない
勝負のステージにすら立ててないんだ
わかるだろ?
視線を向けられない草や木だって知っている
逃げるしか選択がないの
笑ってくれよ
君の特別な日は私の特別な日に
私の特別な日は君のなんでもない日に
もしこの世のが有毒ガスでまみれたときに
救われるのは…
わかるだろ
笑ってくれよ