中学の同級生であったモリタナオヒコ (Vo,Gt)、アサノケンジ (Vo,Gt)、ヨシダタカマサ (Ba)、オオイナオユキ (Dr) により結成。類まれなメロディーセンスと90年代のオルタナシーンに影響をうけた爆発力のあるサウンドを武器に、全ての会場をハッピーなグルーヴに包みこむライブで注目を浴びる、東京インディ/オルタナ・シーン屈指の愛されバンド、TENDOUJI。
そんな中学生から一緒で気心がしれた“Buddy”同士で何も知らないことはないイメージのあるTENDOUJIですが、メンバー間で実は知らないあの曲の歌詞の意味や、実は……な話があるとかないとか……。そんなTENDOUJIのメンバーに面と向かって普段聞けないことをリレー形式で答えてもらうQeticオリジナル企画『TENDOUJIのBuddy’s Q 〜今さら聞けないあの質問〜』がスタート!
記念すべき初回はヨシダタカマサ(Ba.)からアサノケンジ(Gt,Vo)へ。
アサノケンジが作詞作曲を手がけた新曲“FIREBALL”について、小学校を卒業する直前に聞いた「夢」の話まで。旧知の仲だからこそ気になっていた疑問の真相やいかに。
新曲“FIREBALL”について
━━小学生の頃、僕たちはカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』に夢中でした。
火の魔法使いだった僕の切り札はFIREBALL。カードに描かれた火の玉はおどろおどろしく、魔法の世界観を広げる魅力がありました。そこであらためて、新曲FIREBALLで描いた風景やストーリーを教えてほしいです。
ヨシダタカマサ
A. マジックザギャザリングやりまくってたね〜。火の魔法使いとカッコつけてるけど、ヨッシー(ヨシダタカマサ)は本当はゴブリン使いでめちゃゴブリン増やす戦法だったのを覚えています。
“FIREBALL”についてだけど、作る上でのイメージは『アンダーグラウンド』っていう映画の雰囲気で作曲しました。明らかなおどろおどろしさを無視してポップにする感じ? かな。
歌っている内容はポジティブな意味だと「周りは関係ないから自分がカッコいいと思うことをしよう」っていうことなんだけど、ほぼ同義で「自分が大切に思ってることなんて他人からしたら実は大したことではない」ていう意味も含めた二面的な歌詞にしてます。曲も含めて二面的になるのは大事にしたかな。
アサノケンジ
TENDOUJI – FIREBALL
将来の「夢」について
━━思い出ついでにもうひとつ。小学校を卒業する前に、将来の夢の発表会があったのを覚えていますか。
みんながサッカー選手になると宣誓する中、ケンジは確か「良いお父さんになる」と言っていた気がします。なんとなくサッカー選手の夢を掲げた自分が恥ずかしい。
そこで質問ですが、ケンジはサッカー選手やロックスターの他で、何かになりたいと思ったことはありますか? 小さなことでもいいので、ぜひ聞いてみたいです。
ヨシダタカマサ
A. それおれも覚えてるわ! それは今も変わんないかな。いいお父さんになりたい。
あとは小1からずっと一緒だからわかると思うけど、それ以外にあんまりなりたいものがなかったね。
強いて言うなら小学生の時、絵が上手かったから漫画家になりたかった時期はあったな。よく『ドラゴンボール』の絵を休み時間にみんなの自由帳に描いてた記憶があります。確実にヨッシーにも描いてるから実家で見つけたら見せてください。
アサノケンジ
次回はアサノケンジからオオイナオユキ(Dr.)へ。
Q1.ドラムについて
なおちん(オオイナオユキ)は自粛期間をかなり有効に使って今年メンバーの中でも1番実力伸びたのはメンバー間でも認識一致するところだけど、この先どんな感じになりたいとかあるの? ドラマー単体としてでも、バンドの中でどういう存在になっていきたいとか。
Q2.過去の仕事について
なおちんはオレが知っている中でもかなり色んな職を転々としていたイメージだけど、その中でもビックリ仰天爆笑エピソードを一つください!
ドラムについての鋭い質問と職に関する無茶振り?エピソード。
果たして、どんな回答が返ってくるのか……乞うご期待!