日本でも愛されているタイ料理をはじめとした“屋台”、旅行での癒しにピッタリな“マッサージ”、仏教が広く浸透している国柄ならではの“遺跡”…日本からのアクセスのしやすさや、物価差によるショッピングのしやすさなど魅力たっぷりの「タイ」。
コロナ禍の影響も緩やかになり、海外旅行への機運も高まっている昨今ですが、旅行客の目的としても大人気な「タイ」も年々進化しており、ラグジュアリーな体験ができる施設も増えています。そこで今回は“ホテル”、“フード”、“アクテビティ”の3編を体験談も交えてご紹介!
せっかくの海外旅行で、「羽を伸ばしてプチ贅沢にしたい!」なんて方も多いのではないでしょうか? 本稿ではそんな“プチ贅沢”を裏テーマに、ウェディングバケーションや卒業旅行などメモリアルな瞬間にもぴったりなバンコク・チェンマイ・アユタヤのスポットをご案内します。
タイのおすすめ5つ星ホテル!
“ホカンス”ぴったりなバンコク・チェンマイのプチ贅沢ホテル
Sindhorn Kempinski Hotels(バンコク)
タイの首都であり、中心地のバンコク。さまざまなラグジュアリーホテルが並んでいますが、わずか数年でバンコクのウェルネスの聖地としての地位を確立したホテルがあります。それが「シンドーン ケンピンスキー ホテル(Sindhorn Kempinski Hotels)」。羽田空港から直行便で約6時間のスワンナプーム国際空港から車で約1時間。ビジネス街やショッピングエリアを抜け、豊かな緑に囲まれた場所に当ホテルは位置しています。
2020年10月にバンコクのランスアン地区にオープンした5つ星ホテルで、世界的に知られるドイツの高級ホテルチェーン「ケンピンスキー」が手掛けており、ブランドが誇るサービスと、タイのホスピタリティを融合させたウェルビーイングが体験できます。お部屋は、3ベッドルームのシンドーン・ロイヤルスイートを含む全274室の客室とスイートルーム。グランドデラックスルームは、バンコク市内にあるホテルのこのカテゴリーでは最大の66㎡で、各部屋には専用のバルコニーが設けられており、高層階からはバンコクの街並みや公園など広大な景色を楽しむことができます。
また、4,000平方メートルの広さを誇るスパをはじめとする設備、サービスがあり、市街を一望できる25メートルのプールも。伝統的なヒーリングと現代的なセラピーからなるスパサービス、さらにはサウナ、低温室、テピダリウム・ラウンジ、モロッコ式ハマム、ラスール泥部屋など、リフレッシュメントが充実していることも大きな魅力です。
また、オフがあればオンを楽しむのもホカンスの味わいのひとつですよね。体を動かしたい方は、プールやフィットネスセンターがおすすめ。ライブ&バーチャル・サイクリング、高強度インターバル・トレーニング、最新鋭のジム器具が美しくレイアウトされています。
そしてホテルで欠かせない“食事”も最高峰。Flourishでは、世界各国の人気料理やシェフによる中東料理、ミシュランが認めたLoukjaan by Saneh Jaanのタイ料理、フレンチ・地中海料理のBistrot De La Merなど、エレガントで味わい深い料理が並んでいます。中でもおすすめなのは、Ki Izakaya。東京の居酒屋の雰囲気を表現しており、旅行先で味わう絶品の和食は、一味違った喜びに。
Sindhorn Kempinski Hotelsでは、内観を3Dでチェックできる「ビジュアルツアー」をWebで展開。現地への楽しみに心を馳せながら、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?
Kempinski Hotels – Sindhorn Kempinski Hotel Bangkok
Cross Chiang Mai Riverside(チェンマイ)
タイ北部最大の都市・チェンマイ。そこに南北に流れるピン川の目の前に佇む「クロス チェンマイ リバーサイド(Cross Chiang Mai Riverside)」をご紹介します。当ホテルは、チェンマイの中心地からわずか数分の静かなほとりに位置し、ホテルからも川を眺められ、自然の中で調和する美しい場所です。
樹齢100年のタマリンドの木々に囲まれた、5階建ての煉瓦造りが立派な建築で、2017年11月にオープン。6,300平方メートルの敷地を有し、29室のスイートを備えています。ポイントは、川を見渡せる快適なバルコニー付きのお部屋、そして3つのレストランとバーで構成されたホスピタリティで、トリップアドバイザーでも3年連続で賞を獲得しています。
屋上には開放的なプール、その隣にはジムが並んでおり、エキゾチックな時間を堪能するのもよし、体を動かしリフレッシュしてすぐにプールで体をリラックスさせるのもよし、とシーンによって楽しめる空間に。もちろん、スパで快適な時間を過ごすなど、サービスも充実しているほか、どこを切り取っても絵になる景観は本当におすすめです。また、タイで展開されている上質なスーパー「リンピンマーケット」が近隣にあり、お土産やちょっとした買い物など、旅行生活を支えるスポットも周辺に位置しています。
実際に泊まった筆者としては、レストラン「OXYGEN」での食事が一番の思い出です。カテゴリーとしては、創作タイ料理というべきか…タイ料理のムードも味わいつつ、繊細な高級感のあるコースは何にも変え難い幸せなひとときでした。
というのも、タイ料理のイメージといえば「辛い!美味い!」だった私ですが、つい小声で「美味い(アロイ)…」と溢れるような洗練された料理の数々。さらに開放的なガラス張りの空間で味わうので、旅行の疲れをすべて吹き飛ばすような満足度です。幸運にも生ライブ(金・土だけ開催)とともに食事を楽しむことができ、セレブリティたっぷりな時間でした。
食事というと、驚いたのが朝食のサービス。鮮やかに盛られたアフタヌーンティーセットがもれなくサーブされることに加え、パンケーキ・卵料理なども席で注文してから調理していただくビュッフェ形式。フルーツジュースやスムージーなどのドリンクが充実しており、川を眺めるテラスで優雅な朝を演出します。
バンコクの北方約720キロに位置するタイ第2の都市チェンマイは、「北方のバラ」とも称される美しい古都。周辺はタイ最高峰ドイ・インタノンをはじめとした峰々が重なる緑豊かな山岳地帯となっており、乾季(11月〜1月)は平均気温が約25℃と平野部より過ごしやすいことから、避暑地としても人気があるエリアです。中心地は繁華街としてナイトマーケットなど盛り上がりを魅せており、バンコクとはまた異なった体験ができます。ぜひチェンマイ旅行の際には、「クロス チェンマイ リバーサイド(Cross Chiang Mai Riverside)」をチェックしていただきたいです。
X2 Chiang Mai Riverside Resort