昨年はコロナ禍の中、人と会う機会が減り、オンラインで繋げてゲームをしたり、スマホゲームについ熱中する人も多かったのではないでしょうか? そんな2020年、アーティストたちはどんなゲームに夢中になったのか、どんな感想をもったのか。
Qetic編集部では『THE BEST GAME OF 2020』と題し、アーティストたちがハマったゲームの紹介企画を実施。
お家で過ごす時間のお供となる作品を見つけられるかも!
今回はビートメーカーでクリエイティブ集団VIBEPAKを主宰するFKDが『ドラゴンクエストVI 幻の大地』をピックアップ!
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』
DQ6は自分が初めてハマったRPGといっても過言ではない作品です。過去の作品ですが、今年ふと思い出して、iOS移植版をプレイしたのでピックアップしました。出会いはたしか、当時SFCで父親がやっていたのを真似て、ゲーム内のカジノのポーカーで遊びはじめたのがきっかけな気がします。
このゲーム、SFC版だと起動した直後に恐ろしいBGMと共にデータが消えることがよくあり、、、今でもトラウマです(笑)。今年で発売から25周年を迎えるDQ6ですが、あの時代のゲームにしてはとにかく自由度が高かったのではないかなと。少しストーリー先回り出来たり、移動もかなり自由にできるのは冒険心をくすぐられました。職業の作り込みやモンスターを仲間にできる仕様の強化等、前作よりやり込み度もぐんと上がった作品な気が。(DS版以降モンスター仲間にできなくなったのは個人的に悲しいアップデートでした、、)
そしてとにかくストーリーが良くて、何度プレイしても切なくなる名シーンが多々あります。ネタバレするのでここでは語りませんが。あとサントラのクオリティが素晴らしくて。
初めてゲーム音楽に興味をもったきっかけもDQ6だと思います。情景とのマッチが素晴らしく、今でも聴けばシーンを思い出します。SFCからDS・iOSに移植された時にオーケストラアレンジになったのも自分としてはグッときたポイントでしたね。是非改めて皆さんにプレイして欲しい一作だと思います。
※SFC→スーパーファミコン
PROFILE
FKD
千葉県千葉市出身、beatmaker/DJ。幼少期よりストリートダンスを始め、USの00年代のHipHopやR&Bに影響を受け16歳からDJをスタート。 その後J DillaやLOW END THEORYを初めとしたLAの音楽シーンに出会い大きな影響を受け、制作活動を開始。HipHop、Jazz、Bass Musicを筆頭に様々な音楽要素を踏襲したグルーブと感性、そして「踊れる音楽」を強みにbeatmakerとして活躍の幅を広げる。2019年のOILWORKS Rec.からのアルバム”EGO TRIP”のリリースを皮切りに、自身のレーベル”PubRec”でのプロデュース活動や様々なアーティストへのRemix提供、また、楽曲制作だけでなくイベントプロデュースやメディア運営等多岐にわたった活動を続けている。東京を中心に活動するゆとり世代クリエイティブ集団「VIBEPAK」の主宰者。
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RELEASE INFORMATION
FIC Vol.1
2021年1月1日(金)
FIC(FKD,石若駿,Aaron Choulai)