TREKKIE TRAX 6周年に向けて
どうも、ご無沙汰しております。<TREKKIE TRAX>のfutatsukiです。
Qeticでのコラム連載も2回目ということで、今回は僕たちTREKKIE TRAXがもはや楽曲のリリースより重きを置いているかもしれない「パーティー(音楽イベント)」についてお話したいと思います。
まず、僕たちは音楽レーベルなのですがパーティーに非常に注力しています。僕たち創設メンバー(andrew,Carpainter,futatsuki,Seimei)はもともとDJ出身ということもあり、また自分たちがDJをしたいがためにレーベルを創設したといっても過言ではないほど、パーティーが大好きです。
未発表曲を含んだ自分たちのレーベルの楽曲をプレイしお客さんの反応を見たり、新しいトラックメイカーやDJと出会ったり、また自分たちのファンとの交流といった様々な側面をもっており、実はレーベルを運営していく上で、パーティーは非常に重要な機能となってきます。
TREKKIE TRAXのパーティーは基本的にはTREKKIE TRAXからリリースしたアーティストしか出演しないので、僕たちは「レーベルショーケース」と呼んでいるのですが、レーベルのアーティストが一堂に会するその瞬間はやはりレーベルを運営しているなかでも、最もエキサイティングな時間とも言えます。
そんな僕たちが年に1度、一番力をかけて行っているのがレーベルのアニバーサリーパーティーになります。TREKKIE TRAXは2012年6月3日に創設され、そこから毎年6〜7月にアニバーサリーパーティーを行ってきました。諸事情があり、5周年は2018年2月に、そして6周年は2018年10月26日(金)に開催されることが決定しました!(年に2度もアニバーサリーパーティーを行うという前代未聞の試みですが、もともとの6月に近づけていくためご理解頂きたいです……。)
それを踏まえて、これまでのTREKKIE TRAXの周年パーティーをフライヤーとともに振り返っていきたいと思います。
1ST
もはや自分たちでも情報を探すのに必死な、5年前に行われた「TREKKIE TRAX 1st Anniversary」です。このとき初めて僕たちのホームベニューである「LOUNGE NEO」でパーティーを開催しました。フライヤーにラインナップがありませんが、LEF!!!CREW!!!とKAN TAKAHIKOをゲストに招聘し、ほかはandrew,Carpainter,futatsuki,Seimei、そして創設メンバーのbankといったお馴染みのメンバーで開催しました。VJに今や様々なアーティストの演出を手がけるhuezがいるのも、懐かしいですね。(ちなみにこの頃はしっかり6月に行っております!)
2ND
そして2014年に開催された2周年では、たしか12時間ぶっ続けでパーティーをした覚えがあります。12時間開催した経緯は正確には覚えていませんが、恐らく若気の至りというやつです。
デイタイムには今や日本を代表するDJとなったbanvoxとSEKITOVAのユニット JAMBORIDEや、HyperJuice、LicaxxxとRedcompassのユニットのSEXY808やTORIENAといった、現在のシーンを代表するDJ/トラックメイカーの名前が並んでいます。そして夜の部は1周年と同様、僕たちのアニキ的な存在だったLEF!!!CREW!!!とKAN TAKAHIKO、そして<Maltine Records>のtomadやNATURE DANGER GANGなど、かなり多彩なアクトが並んでいますね。そしてこの頃からTREKKIE TRAX CREWの前身でもあるTREKKIE TRAX TRAKEOVER(b2b)が結成されてたりします。
3RD
そして2015年に開催された3周年(この頃もまだ7月ですね)では、これまでネットレーベルとしてインターネット上だけで楽曲をリリースしてきた僕たちが、初めてフィジカル作品として“Carpainter – Out Of Resistance”をリリースし、そのリリースパーティーを兼ねて、アニバーサリーパーティーを行いました。ゲストはCarpainterのルーツとも言えるMOTHERシリーズの作曲者である田中宏和さんの別名義であるChip Tanakaに出演していただきました。またこのパーティーでは皆さんもご存知Cola Splashが初めての出演でして、彼のプレイでのお客さんの熱狂ぶりは恐らくTREKKIE TRAXのパーティーでもぶっちぎりで1番といえるぐらい盛り上がったことを今でも鮮明に覚えています。またこの頃から渋谷のシーンで似たようなアーティストを集めたパーティーが増えてきたこともあり、TREKKIE TRAXのパーティーには自分たちのレーベルのアーティストしか呼ばないというルールが出来た頃だったと思います。また周年ツアーも行うようになったのもこの頃からですね。
TREKKIE TRAX 3rd Anniversary After Movie
4TH
そして2016年に開催された4周年では、ついに外国人アーティストをゲストとして迎えます。2015年の夏頃に突如制作されたもはやTREKKIE TRAXのファンなら誰もが知っているアンセム “Cola Splash – Curry Drinker (Djmeba Djmeba Remix)” のリミキサーでもあるDjmeba Djembaを招聘し開催しました。これまで既に何人かの外国人アーティストを日本に招聘し、一緒にツアーなどを行っていたのですが、Djemba Djembaのような大型フェスティバルに多数出演しているアクトを呼ぶのは初めてで、当時めちゃくちゃ緊張した覚えがあります。またこの時も2周年と同様、しれっと15時間ぐらいパーティーを行いました。この頃にはTREKKIE TRAX CREWがレーベルの看板アーティストとして定着しており、昼の部の最後のプレイではめちゃくちゃ盛り上がった覚えがあります。
TREKKIE TRAX 4th Anniversary with Djemba Djemba After Movie
5A
そして本来2017年の7月に開催されるはずだった5周年は、様々な大人の理由があり、2018年2月となりまして、5周年という節目の年もあり、club asiaというこれまでの会場の規模の何倍もの大きな会場で、アメリカからFoxskyとMaxoという2名のレーベルアーティストを招聘し、盛大に行いました。ぶっちゃけこの公演を含めた5周年ツアーを行うのに100万円以上のお金がかかりまして、本当にパーティーはギャンブルだなあとつくずく実感しました。内容はこれまでのTREKKIE TRAXの活動の集大成でもあるような一夜となり、今でもその光景が思い出せます(僕は泥酔していたので後日ビデオで確認したのですが……。)
TREKKIE TRAX 5th Anniversary “TT5A” (Official After Movie)
6TH
そして2018年2回目の周年パーティーでもある6周年は、10月26日(金)にLOUNGE NEO & Gladで開催が決定しました! ゲストにはロシアから先日“813 – Happyland EP”をリリースした813がやってきてくれます。またMasayoshi Iimoriが楽曲をプロデュースしたTENG GANG STARRや、2015年にTREKKIE TRAXからEPをリリースしてくれたアトランタ在住のElevation、今年の2月に僕たちの台湾ツアーをサポートしてくれたHojoとPersonaが出演するほか、今年TREKKIE TRAXからEPをリリースしたCola Splash、iivvyy、isagen、Maru feat. Onjuicy、Ryuki Miyamoto、Miyabiといったアーティスト、もちろんTREKIIE TRAX CREWやMasayoshi Iimori、Carpainterといった主要アーティストも出演します! また今回は現在TREKKIE TRAXが行っている新人発掘プロジェクトである<TREKKIE TRAX :branch>からも新進気鋭のアーティストがLOUNGE NEOのセカンドフロアを担当したりと、新しい試みも行っています!
ハロウィン時期なので、是非皆さん仮装して、僕たちの6周年パーティーに遊びに来てくださいね!
Written by futatsuki
EVENT INFORMATION
TREKKIE TRAX 6th Anniversary -Happyland-
2018.10.26(金)
23:00〜5:00
Glad & Lounge Neo
Adv:¥3,000 Day:¥3,500(各1D別)
【Glad】
813(From Russia)
TENG GANG STARR
Amps
Carpainter(Live)
Cola Splash
gu2
iivvyy
Masayoshi Iimori
Ryuki Miyamoto
TREKKIE TRAX CREW
【LOUNGE NEO】
Elevation(From USA)
Hojo b2b Persona(From Taiwan)
EGL
has
isagen
HAKA GANG
Native Rapper
Maru feat. Onjuicy
Miyabi
【LOUNGE NEO Lounge】
[TREKKIE TRAX : Branch]
Allen Mock
FIREMJ.
fuishoo
Herbalistek
kai shibata
niafrasco
Oyubi
UTAKICHI
Zepto
VJ:mika / Rio / hyahho
Photo:Toshimura
Food:新宿ドゥースラー