2015年11月6日に世界公開が決定している『007』シリーズ最新作『007 スペクター』から、本日ティーザーポスタービジュアルが全世界一斉解禁となった!(日本公開は11月)

ティーザーポスターでは、全身黒づくめで右手にワルサーPPKを携え、まっすぐにこちらを見据えるボンドのブルー・アイが印象的。ダニエル・クレイグの(これまでボンドを演じた)過去3作のポスターはタキシードかスーツのフォーマルなビジュアルだったのが、今回は一変。ボンドの幼少期の秘密が明らかになるという本作で、より自信にあふれた力強いボンドが、どのように過去と対峙していくのか本作への期待がますます高まる!

シリーズ生誕50年目に公開された記念碑的作品である前作『007 スカイフォール』(12)のラストでは、ジュディ・デンチ演じてきたMがレイフ・ファインズにバトンタッチされ、ナオミ・ハリスがミス・マネーペニーとして登場、メンバーが刷新された007シリーズが新たにどんな地平を目指していくのか。

昨年12月8日にクランクインし、イギリス ロンドン、オーストリア ソルデンからイタリア ローマへとロケ地を変えて撮影を敢行中の本作。前回解禁されたビデオ・ブログでは、ロンドン テムズ川でのボートシーンや、ローマの街を走るアストンマーティンDB10などのアクションシーンのメイキングも公開されたほか、サム・メンデスが初めてストーリーの片鱗を明かした。サム・メンデスによると『007 スペクター』では、新メンバーの中でダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドが一番の経験者で知恵にたけていることから、今まで以上にボンドのMI6内での立場が重要になり、全編を通して彼が主導権を握る展開となっているとのこと。「冒頭から彼はある人物を追跡していますが、観客はその理由も内容もわからない。けれど、そこで起きていることはボンドの幼少期に関わる重要な秘密へと繋がっていきます。その壮大なテーマを知ったとき『撮らなくては』と思ったのです」と監督が語る通り、前作で自らの出生の地“スカイフォール”に戻ったボンドは、今回は少年時代の秘密と対峙することになりそうだ。

映画『007』シリーズ最新作『スペクター』 撮影ロケ地からの最新映像

また、M役のレイフ・ファインズ、マネーペニー役のナオミ・ハリス、Q役のベン・ウィショーについては「彼らのストーリーを、より個性が深まるようにもっと伝えたいと思いました。今作で彼らはある意味キャリアだけでなく生活をも危険にさらしボンドを助けようとします」と語り、より深い人物相関ドラマが期待できそうだ。ただ、ファンの興味が最もそそられている悪役クリストフ・ヴァルツについては謎に包まれたままで、まだまだファンの好奇心はつきません。

今後もメキシコのメキシコシティ、モロッコのタンジールなど世界中のロケーションをめぐって撮影予定の『007 スペクター』から、ファンは片時も目が離せそうにない。2015年ナンバーワンの話題作となること必至の“ジェームズ・ボンド最新作” 『007 スペクター』。公開までその動向には今後ともご注目を!

(edit by Qetic)

007 スペクター

2015年11月 全国ロードショー!
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