ジュリエット・ビノシュが主演、クリスティン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツが競演というこの上ない華やかなキャストが話題の映画『アクトレス ~女たちの舞台~』がいよいよ10月24日(土)より公開となる。一世を風靡した大女優マリアを演じた主演のジュリエット・ビノシュに、敏腕マネージャーを演じ、アメリカ人として初めてフランスのセザール賞“助演女優賞”を受賞したクリステン・スチュワート、そして清純派のイメージを覆し、スキャンダルまみれのお騒がせ女優を演じたクロエ・グレース・モレッツ。本作のコピー“永遠に輝くこと、それが彼女たちの使命”の通り、人気女優たちの素晴らしい演技合戦が、注目を浴びてる。

第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されるやいなやいま最も旬な豪華女優たちが顔を揃えた、その艶やかな競演が喝采を浴び、またたく間に世界中から称賛と熱い注目を浴びた本作。シャネルが特別協力として映画の製作をサポート。衣装やアクセサリーなども提供している女性映画この秋一番の話題作となっている。

『アクトレス~女たちの舞台~』予告

本作で絶賛をされているのが、大女優マリアのマネージャー役ヴァレンティンを演じたクリステン・スチュワートだ。クリステンは眼鏡姿で、女優と二人三脚で世界を飛び回る有能なマネージャーの役を演じ、辛口なフランス人批評家もうならせ、大絶賛を得て見事アメリカ人初のセザール賞助演女優賞に輝いた。10歳で芸能界にデビューし、『トワイライト~初恋~』で一躍トップ・ティーンエージ・スターとして躍り出たクリステン。かねてよりその仕事ぶりをリスペクトしていたジュリエット・ビノシュとの初共演で、演技派として高い評価を得ることに成功している。この映画では、マリアとヴァレンティンが世代の違いから意見が食い違うシーンもあり、年齢を重ねたキャリアのある女優マリアが、若さに嫉妬のような感情を抱くこともドラマの重要なポイントになっている。

象徴的なシーンのひとつとして、ベッドに横たわるヴァレンティンをドアからマリアが覗く場面では、クリステンがTバックの下着で美しいヒップを披露。思わず息を飲む美しさは観る者を釘づけにするほどのインパクトに。ほかにもマリアとヴァレンティンが服を脱ぎ捨てて泳ぐシーンなど、年齢を超えて女性が美しくあることの意味を考えさせられるのが『アクトレス ~女たちの舞台~』。公開を心待ちにしよう。

クリステン、Tバック美尻披露!映画『アクトレス ~女たちの舞台~』 film151019_actress_1

アクトレス ~女たちの舞台~

10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか順次公開

監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス『夏時間の庭』『デーモンラヴァー』
製作:シャルル・ジリベール『オン・ザ・ロード』『トスカーナの贋作』
撮影:ヨリック・ル・ソー『ミラノ、愛に生きる』  美術:フランソワ=ルノー・ラヴァルテ『ヴィオレッタ』
特別協力:シャネル
キャスト:ジュリエット・ビノシュ『トスカーナの贋作』/クリステン・スチュワート『トワイライト』/クロエ・グレース・モレッツ『キック・アス』ラース・アイディンガー『HELL』/ジョニー・フリン『ブルックリンの恋人たち』ほか
2014年フランス・ドイツ・スイス/英語・フランス語・ドイツ語/124分/カラー/シネスコ/DCP
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、スイス大使館、スイス政府観光局
配給:トランスフォーマー  

ストーリー

大女優として知られるマリア(ジュリエット・ビノシュ)は、忠実なマネージャーのヴァレンティン(クリステン・スチュワート)とともに、世界を股に掛けて活躍していた。そんななか、マリアはかつて自身が世間に認められるきっかけとなった作品のリメイクをオファーされる。しかし、その役柄は彼女が演じた若き美女シグリッド役ではなく、彼女に翻弄される中年の上司、ヘレナ役。若い主人公の配役は、すでにハリウッドの大作映画で活躍するお騒がせ女優のジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)に決定していた…。

公式サイト

edit by Qetic