1983年、それまでジャンル映画が存在しなかったオーストリアで突然変異のように誕生した、あまりにも”異常“かつ、あまりにも”危険”な傑作映画『アングスト/不安』が37年の時を経て、7月3日(金)より日本劇場初公開される。この度、劇中に登場する飼い犬にスポットをあてた特別映像と新場面写真が解禁された。
殺人鬼K.と飼い犬が出会った後に起こるのは……『アングスト/不安』特別映像解禁
本映像に映し出される犬は、刑務所から放たれた殺人鬼による一家惨殺事件の犠牲となった、とある一家で飼われている。あまりに恐ろしすぎる狂人の異常な姿を捉えた予告編が解禁された後、SNS上では「予告だけで怖すぎる」「ホラー好きも覚悟した方がいい」など、ホラー映画ファンたちも慄く声が上がる一方で、「犬が酷い目に遭わないか心配」「劇場で観る前に犬が無事か知りたい」という愛犬家たちからの不安と懸念の声が続出し話題となった。
また、特別映像とあわせて公開された新場面写真では、強い殺人衝動に駆られ屋敷に侵入した主人公K.と異変を察知し侵入者を探す飼い犬が顔をあわせる一触即発の冒頭シーンが切り取られている。これまで数々の作品で、理由なく不幸な目に遭わされてきた善良な飼い犬たち。本作もまた、とんでもない蛮行を繰り返す主人公K.によって、家族とその飼い犬の何気ない日常が壊されていく。殺人鬼の狂気を目にするより前に、動物の悲劇にショックで心が破壊されてしまうかもしれない、と不安に駆られる愛犬家の方へ向けた、公開前に犬の安否を確認できる映像となっている。さらに、本作に関して言えば”犬だけは無事”なので安心してほしい。
『アングスト/不安』【”犬だけは無事”な特別映像】公開前に犬の安否を知りたい方へ(※一部犬のネタバレがあります)
映画『アングスト/不安』予告編
INFORMATION
アングスト/不安
7月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
監督:ジェラルド・カーグル
撮影・編集:ズビグニェフ・リプチンスキ
音楽:クラウス・シュルツ
出演:アーウィン・レダー、シルヴィア・ラベンレイター、エディット・ロゼット、ルドルフ・ゲッツ
1983年/オーストリア/87分/カラー/ビスタ/R15+
原題:ANGST(不安)/英題:FEAR(恐怖)/仏題:SCHIZOPHERENIA(統合失調症)/日本VHS発売時題:鮮血と絶叫のメロディー/引き裂かれた夜
提供:キングレコード 配給・宣伝:アンプラグド
©1983 Gerald Kargl Ges.m.b.H. Filmproduktion
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