現在絶賛公開中にも関わらず、すでに世界歴代興収第2位の座を勝ち取っているマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。その痛快で笑えて、泣けるストーリーに胸を撃たれたリピーターが続出している。そんなストーリーに実は別の展開が用意されていたことが判明した。
ここから先はネタバレの可能性もあるので注意して読んでいただきたい。
Marvel Studios’ Avengers: Endgame ー Official Trailer
ブラック・ウィドウは孤児院を運営しているはずだった?
本作の監督を務めたジョー&アンソニー・ルッソ兄弟はインタビューで、アベンジャーズの中心人物でもあるスカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフことブラック・ウィドウについて、『アベンジャーズ/エンドゲーム』最初期の脚本では別の背景を描く予定だったことを明かしている。
彼女は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で人類の半分が消え、サノスを倒した5年後の世界で、孤児院を運営しているはずだった、というのだ。
アンソニーはこのストーリーラインについて、「僕らがよく話していたのは、とても深刻な内容だと思うんだけど、議論するにはとても大きすぎるアイデアだったんだ。そのアイデアっていうのは4分の1の子供たちが(人類の半分が消えたことで)親がいないってことなんだけど、ある程度の期間そのアイデアを試してみてはいたんだ」と告白している。
責任感の強いブラック・ウィドウならではなストーリーに、きっと感動するファンも多いのではないだろうか? 本編でもそんな彼女らしさが存分に確認できる。これを踏まえてもう一度『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観てみると違った感動が得られるはず!
INFORMATION
アベンジャーズ/エンドゲーム
大ヒット上映中!
監督:アンソニー&ジョー・ルッソ
制作:ケヴィン・ファイギ
出演:ロバート・ダウニー Jr./クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/クリス・エヴァンス/スカーレット・ヨハンソン/ジェレミー・レナー/ポール・ラッド/ブリー・ラーソン
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