「映画館に観客を取り戻す」を旗頭に活動する映画製作集団、空族(くぞく)待望の新作映画『バンコクナイツ』へのトリビュートとして放たれる最強の二作品のリリースが決定! 両作ともエム・レコードのタイ映画アーカイブ・シリーズの音源をサンプリング使用する条件で制作され、リリースはヴァイナル12インチのみ。夢と現(うつつ)が交錯し、タイ〜バンコク〜イサーンとは何なのかを音で貴方に問いかける作品となっている。
バンコクナイツ特報
“悲しみのない世界(You Ishihara Mix)”のMV制作をきっかけに交流が始まった坂本慎太郎とVIDEOTAPEMUSIC。初の連名単独リリースが決定した。坂本慎太郎とVIDEOTAPEMUSICの世界観が溶け込んで2017年邦楽ポップスのターゲットになり得る音楽に昇華した12月10日(土)発売予定の『「バンコクの夜』、A面“夢で見た町”にはファンにはおなじみの中村楓子をヴォーカルにフィーチャーし、中盤からダブ接続するレゲエのディスコ・ミックスのような体裁の麻薬的長尺曲が収録されている。B面には“バンコクの夜”、“ディスコ・バンコク”と題したエキゾでエレクトロなインスト・チューン、そして“夢で見た町”のインスト・ヴァージョンを入れた全4曲入り。
そして1月21日(土)発売予定の『バンコクナイツ』は、映画『サウダーヂ』から空族映画に深く携わっている盟友であり、日本のヒップホップに風穴を開け、幅広い層から熱い支持を受けるラップグループ、stillichimiya(スティルイチミヤ)がリリース! stillichimiyaは、イサーンの生んだ大スター、ダオ・バンドンの一世一代の名曲“水牛に乗る人”というルークトゥン・イサーンの「大ネタ」使い。ラップでのカヴァー・ヴァージョンともとれそうな、日本音楽が最もイサーンに近づいた記念すべき曲だ。真っ向からイサーン音楽と組み合ったこのチューンをCOMPUMA(松永耕一)がどうリミックスするか、日本のクラブミュージック/電子音楽リスナーも目が離せない。
尚、映画『バンコクナイツ』は2017年2月下旬、テアトル新宿ほかにて全国順次公開。それに先立ち10月1日(土)に渋谷WWW Xにて『バンコクナイツ』東京プレミア爆音上映が開催され、映画を製作した空族らによるトークイベントに加え、ミニライブにはstillichimiyaが登場する。
RELEASE INFORMATION
『バンコクの夜』4-track 12”
2016.12.10(土)発売予定
坂本慎太郎 x VIDEOTAPEMUSIC
『バンコクナイツ』3-track 12”
2017.01.21(土)発売予定
stillichimiya