今年11月6日(金)についに公開を迎えるマーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)“フェーズ4”の幕開けとも伝えられている本作は、スカーレット・ヨハンソン演じる主人公ブラック・ウィドウの過去をたどるストーリーとなっている。人気キャラクターをフィーチャー作品ということで注目を浴びている中、この度本作の監督であるケイト・ショートランドがインタビューで注目すべきポイントについて語り、話題となっている。

『ブラック・ウィドウ』でスカヨハはフローレンス・ピューにバトンを渡す!?

ショートランド監督は本作の見どころについて、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフとの“最後の別れ”になる、と説明。一方で、本作で初登場となるブラック・ウィドウの妹的存在・イェレナに“バトンを渡す”ストーリーにもなると語っている。イェレナは今年度の第92回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたフローレンス・ピューが演じており、ヨハンソン同様、彼女の演技にも注目が集まっている。

ショートランド監督は「(マーベル・スタジオ総合プロデューサーのケヴィン・ファイギは)観客のみなさんが(ブラック・ウィドウの)オリジンをたどるストーリーになると予想していることに気づいていたために、当然ながら私たちは真逆の方向に舵を取りました」と前置きしながら、「私たちはフローレンス・ピューがどれほど素晴らしいかを認識していませんでした。彼女が卓越していることはわかっていましたが、どのように卓越しているのかは知りませんでした」とピューを絶賛している。

マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』でスカーレット・ヨハンソンがフローレンス・ピューにバトンを渡す!?監督が言及 film200707_blackwidow_2
Photo via @blackwidow(Facebook)

加えて「スカーレットはとても寛大でした。まるで“私は彼女にバトンを繋いでいるんです”と言わんばかりに。だからもうひとりの女性のストーリーラインが進むことになったんです」と、ブラック・ウィドウだけでなく、イェレナにも焦点をあてることになった理由を語っている。

マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』でスカーレット・ヨハンソンがフローレンス・ピューにバトンを渡す!?監督が言及 film200707_blackwidow_1
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バトンを渡す、ということは今後ピュー演じるイェレナにフォーカスしたストーリーが展開される可能性もあるということだろうか? また今回でついにお別れとなってしまうブラック・ウィドウは、本作でどのような締めくくりを見せてくれるのか? 11月の公開が待ち遠しい!

「ブラック・ウィドウ」11/6(金)公開 スカーレット・ヨハンソン主演

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