好きの、本好きによる本好きのための、本の祭典、<東京国際文芸フェスティバル(通称:文芸フェス)>が2月28日(金)から3月9日(日)まで開催されます。

今年で2回目を迎える当フェスは、普段はなかなか接することのできない海外の小説家、編集者、イラストレーター、絵本作家、翻訳家たちが多数来日。日本からも同様に小説家や翻訳家たちが東京に集まり、言葉や物語など国境や言語を越えて語り合います。<文芸フェス>は作り手も読み手も、参加者全員が全身で本や言葉、物語そのものを感じられるイベントになっているのです。

そんな<文芸フェス>で今年特に注目すべきなのは、翻訳家のドキュメンタリー作品『ドストエフスキーと愛に生きる』とのタイアップイベント。3月2日(土)渋谷アップリンクにて上映後、ゲストに翻訳家の岸本佐知子さんを招き、翻訳の魅力と難しさ、そして物語を伝える事について考えるトークショーが行われます。既に当イベントのチケットはソールドアウトですが、当日券が出るかもしれないとのこと。当日は近くをぶらりと立ち寄って一か八かのチャンスを狙ってみては?

Event Information

『ドストエフスキーと愛に生きる』×文芸フェスサテライトイベント
〜翻訳家のドキュメンタリーを通して考える、翻訳の魅力と難しさ、物語を伝えるという事〜

2014.03.02(日)@渋谷アップリンク
DOOR ¥1,600
12:45の回『ドストエフスキーと愛に生きる』上映後トークショー
ゲスト:岸本佐知子さん(翻訳家)

第2回東京国際文芸フェスティバル
2014.02.28(金)〜03.09(日)@東京都内の美術館、劇場、書店、カフェなど
主催:日本財団
問い合わせ:日本財団・東京国際文芸フェスティバル事務局(03-6229-5181)

『ドストエフスキーと愛に生きる』

2014年2月22日(土)より、渋谷アップリンク、シネマート六本木ほか全国順次公開

監督・脚本:ヴァディム・イェンドレイコ
撮影:ニールス・ボルブリンカー、ステファン・クティー
録音:パトリック・ベッカー
編集:ギーゼラ・ カストロナリ・イェンシュ
出演:スヴェトラーナ・ガイヤー、アンナ・ゲッテ、ハンナ・ハーゲン、ユルゲン・クロット
製作:ミラ・フィルム(スイス、ドイツ/2009/ドイツ語、ロシア語/カラー、モノクロ/デジタル/93分)