かつて絶大な権力を誇り、恐れられた暗黒街の伝説のギャング、アル・カポネの知られざる最晩年を描いた衝撃の実話『カポネ』が2月26日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショーを迎える。そしてこの度、追加場面写真とともに、カメレオン俳優、トム・ハーディの魅力に迫るエピソードが到着した。
『カポネ』の新場面写真&トム・ハーディの特別エピソードが到着!
『スカーフェイス』や『アンタッチャブル』など数々のギャング&マフィア映画でモデルとされてきた伝説のギャング“アル・カポネ”を題材にした本作。シカゴに巨大な犯罪帝国を築き上げ、約450件の殺人に関与したとされ“暗黒街の顔役”として史上最も有名なギャングスターとなった彼の晩年の姿を描いている。これまであまり描かれてこなかった病魔に蝕まれた彼を『カポネ』で演じたのがトム・ハーディだ。
これまでも役柄ごとにファンの予想を超えた役作りで自在に風貌を変えてきたトム・ハーディ。トレーニングを積み体重を15kg増量して挑んだ『ダークナイト ライジング』のベイン役など、作品ごとに変わる肉体の変容を受け入れてきたトム・ハーディの風貌は、ほとんどしゃべることができず、よろよろと歩く大きな体を持て余した晩年のカポネに似ているとは決して言えない。しかし、連日4時間のメイクアップを施し、傷を負った顔面(=スカーフェイス)をリアルに再現。ほとんどしゃべることができなくなったカポネを、独特の喉と鼻の奥から響くしゃがれた呻き声によって印象的に演じ、幻想に取りつかれた晩年のカポネになりきっている。
『カポネ』製作者のローレンス・ベンダーが「トムは同世代の俳優のなかで抜きん出ているひとりだ。役作りに没頭し、自分が演じる人物としっかりと心を通わせていた。役と心の通じ合う俳優がいるときは、いつでも魔法が生まれる。トムはカメレオンであり、とてつもない才能の持ち主だよ」と語った通り、狂気にかられるカポネの不安定な内面をただならぬ凄みをみなぎらせて演じ切っている。ぜひ劇場で『カポネ』のトム・ハーディの熱演を見届けてほしい。
2/26公開「カポネ」予告編
INFORMATION
カポネ
2月26日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本:ジョシュ・トランク『クロニクル』『ファンタスティック・フォー』
出演:トム・ハーディ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、マット・ディロン『ハウス・ジャック・ビルト』、カイル・マクラクラン『ツイン・ピークス』
2020年/アメリカ・カナダ/英語/カラー/104分/シネスコ/ドルビーデジタル/原題:Capone
提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム ©2020 FONZO, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.