DCコミックの人気キャラクターを実写映画化した「ダークナイト」シリーズや、2017年公開の戦争映画『ダンケルク』などで、複数回アカデミー賞にノミネートされているクリストファー・ノーラン監督の最新作の詳細が明らかになった。

鬼才クリストファー・ノーラン、今度のテーマは「スパイ」

2020年7月17日の全米公開を予定しているノーラン監督の最新作は、『Tenet(原題)』とタイトルづけられており、どうやら「スパイ」がテーマの作品となっているようだ

ノーラン監督はすでに本作の脚本を完成させている様子だが、「スパイ」がテーマになっていること以外、その詳細は発表されていない。また、本作のキャスト陣には『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にも出演していたアーロン・テイラー・ジョンソンや「トワイライト・サーガ」で主人公を演じたロバート・パティンソンなど、今をときめく若手俳優たちが勢ぞろいしていることでも話題となっている。

また本作の音楽を監修するのは、毎度おなじみのハンス・ジマーではなく、マーベル・シネマティック・ユニバース『ブラックパンサー』でアカデミー賞作曲賞を獲得したルドウィグ・ゴランソンである、ということも注目のポイントのひとつとなっている。彼がノーラン監督の最新作にどんな新しい息吹を吹き込むのだろうか。

いよいよ全世界が待望する作品の詳細がわかり始めてきた。ノーラン監督はこれまでに何度もアカデミー賞にノミネートされているが、未だオスカー獲得には至っていない。果たしてこの最新作での受賞を果たすことはできるのだろうか? 続報に期待したい。

The Dark Knight ー Official Trailer 2 [HD]