4月26日(土)より公開されるリヴァー・フェニックス主演の映画『Dark Blood ダーク・ブラッド』の公開に合わせて、PASS THE BATONにてスペシャル企画<リヴァ―・フェニックスという生き方>が開催される。
23歳の若さでこの世を去ってから約20年、その類い稀なる才能で今なお世界中の映画ファンを魅了し続けている俳優、リヴァー・フェニックス。『スタンド・バイ・ミー』(86)、『旅立ちの時』(88)、『マイ・プライベート・アイダホ』(91)など 、映画史に残る名作の数々で天性の輝きを放ち、ジェームズ・ディーンの再来と称されていた彼が、薬物中毒によりハリウッドの路上で倒れたのは1993年10月31日のこと。時代を象徴する青春スターのあまりにも早すぎる死は、キアヌ・リーブス、ジョニー・デップ、イーサン・ホークといった俳優仲間から各国のファンまで、全世界の人々に大きな悲しみと衝撃を与えた。またこの悲劇により、撮影途中だったリヴァーの主演映画『ダーク・ブラッド』は、クランクアップまで約10日を残して中断。アイドルから大人の俳優へと成長したリヴァーが、オランダの名匠ジョルジュ・シュルイツァー監督とタッグを組み、それまでのイメージを打ち破るダークで深遠な役柄、テーマに挑んだ意欲作として業界内外の期待を背負っていたものの、主役不在での完成は不可能とされ、撮影済みフィルムは保険会社の管理下に置かれてしまった。 映画の運命は再び動き出し、2007年末、75歳にして大病を患い、余命わずかと宣告された監督が、キャリア最後の作品として『ダーク・ブラッド』の再開を決意。資金集め、権利問題の解消、撮影できなかったシーンの再現など、さまざまな壁を乗り越えて2012年に完成した映画は、監督の地元オランダの映画祭でプレミア上映され、ちょうど没後20周年となった翌2013年には、ベルリン国際映画祭ほか各地の映画祭で喝采を浴び、あらためてリヴァーの唯一無二の存在感を現代の観客に印象づけることとなった。そしてついに 2014年GW、この宿命の映画が日本で公開されるのだ。
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PASS THE BATONのスペシャル企画<リヴァ―・フェニックスという生き方>では俳優としてのリヴァー・フェニックス、出演作品はもちろん、「今、リヴァ―が生きていたら……」、 と、その生き方や考え方に想像をめぐらせ、リヴァーの映画とともに青春を過ごしたファン、リヴァーを初めてスクリーンで観る新しいファンとともに、これからの未来を考える。 生前、環境保護活動に熱心であったリヴァー・フェニックスに共感と敬意を表し、本企画の売上の5%が特定非営利活動法人チャリティプラットホームを通じて、自然環境保護団体へ寄付される。企画詳細は以下を参照。
Event Information
ダーク・ブラッド×PASS THE BATON スペシャル企画
─ リヴァ―・フェニックスという生き方─
2014年4月26日(土)〜2014年5月31日(土)@PASS THE BATON丸の内店/表参道店
企画内容
・各界著名人の方々から、リヴァーやリヴァー作品への想いと供に預かった私物が映画公開初日に合わせて販売予定(ONLINE SHOP)。※出品者詳細は、後日ウェブにて告知。
・リヴァ―・フェニックスファンの方々からの出品募集中(4月1日〜4月30日)
出品については、パスカウンター(予約制)での予約が必要となる。出品に関する詳細は、店頭またはウェブにて要確認。
・<ダーク・ブラッド×PASS THE BATON スペシャル企画>で、出品または関連出品物を出品した方に、【ダーク・ブラッド プレス向けパンフレット】(非売品)がプレゼントされる。(なくなり次第終了)
『Dark Blood ダーク・ブラッド』
2014年4月26日(土)〜東京・ユーロスペースほか全国ロードショー
監督:ジョルジュ・シュルイツァー
出演:リヴァー・フェニックス、ジュディ・デイヴィス、ジョナサン・プライス、カレン・ブラック
2012/アメリカ・イギリス・オランダ/英語/カラー/デジタル/ヴィスタ/86分/原題Dark Blood/字幕翻訳:佐藤恵子
(C)2013 Sluizer Films BV
提供:カルチュア・パブリッシャーズ
配給・宣伝:マジックアワー
STORY
ハリウッド俳優の夫婦が砂漠の真ん中で出会ったミステリアスな青年。世界の終わりを待ちわびる彼は、天使かそれとも悪魔か。リ ヴァー史上、最も妖しく、最も危険な男を熱演。新たに蘇ったリヴァーの魅力に私たちは心を揺り動かされ、また恋をする。