ジム・ジャームッシュ監督最新作『デッド・ドント・ダイ』が、4月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開を迎える。世界中の映画ファンからリスペクトを受ける鬼才ジム・ジャームッシュがついにソンビ映画を手掛けたことで話題沸騰! この度、日本版の予告映像とともに、ポスター画像&場面写真も解禁となった。

セレーナ・ゴメスにティルダ・スウィントン、イギー・ポップ、トム・ウェイツも登場!

今回公開された映像は、「この平和な街に…ヤツらがやって来る」という、どこかノスタルジックな文字とともに、ゾンビのダイナー襲撃シーンから幕を開ける。一心不乱にスマホ画面に見入って歩行する巷の“スマホ・ゾンビ”にインスピレーションを得たというジャームッシュ。本来は無個性であるゾンビに現代の世相を反映させる驚きの演出で本格的なゾンビ映画の創造に挑戦したのが本作だ。

テニスラケットを振り回す「スポ根ゾンビ」、 “コーヒー”という言葉を繰り返してさまよう「コーヒー・ゾンビ」、酒の匂いを漂わせ酔っ払う「シャルドネ・ゾンビ」など、生前の物欲に従って行動する生ける屍たちが登場。奇想天外でユーモラスなゾンビたちは、『ウォーキング・デッド』のようにシリアスではなく、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のように過激でもないトボけた滑稽さにあふれていて、“もしも自分がゾンビになったら?”と、想像力を膨らませてしまう

さらに、奇想天外なゾンビたちの大量発生に立ち向かうのは、これまたとぼけた警官コンビビル・マーレイが猟銃をぶっ放す衝撃シーンに加え、アダム・ドライバーカイロ・レンかのごとく、ライトセーバーならぬナタでゾンビを斬り捨てる驚愕シーンも炸裂する! 「ゾンビを成敗しないと世界は終わる」と日本刀を携え現れたブロンド長髪のティルダ・スウィントンなど、他では絶対に観られないコミカルな怪演を、まさかの豪華キャストたちが披露しているのも見逃せない!

あわせて解禁となったポスター画像では、まさに今、墓から這い出てきたかのような生々しいゾンビの手が……。月夜に迫りくるゾンビの恐怖を掻き立てる。さらに、新たに解禁となった場面写真では、ティルダ・スウィントンが道着で日本刀を構える姿、セレーナ・ゴメスが友人たちとオタクグッズでいっぱいのホビーショップに立ち寄るシーン、ゾンビの襲来に怯えるダニー・グローヴァーケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、まさかのゾンビ役で登場したイギー・ポップ、森で暮らす世捨て人を演じるトム・ウェイツの姿が切り取られている。

アダム・ドライバーがゾンビをぶった斬る!『デッド・ドント・ダイ』最新予告&場面写真が公開|日本版ポスターも解禁 film200306_deaddontdie_6

アダム・ドライバーがゾンビをぶった斬る!『デッド・ドント・ダイ』最新予告&場面写真が公開|日本版ポスターも解禁 film200306_deaddontdie_2

アダム・ドライバーがゾンビをぶった斬る!『デッド・ドント・ダイ』最新予告&場面写真が公開|日本版ポスターも解禁 film200306_deaddontdie_5

アダム・ドライバーがゾンビをぶった斬る!『デッド・ドント・ダイ』最新予告&場面写真が公開|日本版ポスターも解禁 film200306_deaddontdie_4

アダム・ドライバーがゾンビをぶった斬る!『デッド・ドント・ダイ』最新予告&場面写真が公開|日本版ポスターも解禁 film200306_deaddontdie_3

ジョージ・A・ロメロ監督の古典的名作『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』にオマージュを捧げ、疾走感よりも牧歌的な緩やかさを選び取ったジャームッシュ。特有のオフビートなスタイルと相まって、まさしく誰も観たことのない、愛すべきオンリーワンのゾンビ・コメディがここに完成! ぜひお見逃しなく!

4.3(金)公開『デッド・ドント・ダイ』日本版60秒予告編

INFORMATION

デッド・ドント・ダイ

アダム・ドライバーがゾンビをぶった斬る!『デッド・ドント・ダイ』最新予告&場面写真が公開|日本版ポスターも解禁 film200306_deaddontdie_1

4月3日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ(『パターソン』 『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』)
出演:ビル・マーレイ(『ゾンビランド:ダブルタップ』『ゴーストバスターズ』)、アダム・ドライバー(『パターソン』 『マリッジ・ストーリー』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 )、ティルダ・スウィントン(『サスペリア』『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』)、クロエ・セヴィニー(『荒野にて』『ボーイズ・ドント・クライ』)、スティーヴ・ブシェミ(『ゴーストワールド』『ファーゴ』)、ダニー・グローヴァー(『さらば愛しきアウトロー』『リーサル・ウェポン』)、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(『スリー・ビルボード』『ゲット・アウト』)、イギー・ポップ(『コーヒー&シガレッツ』『デッドマン』)、セレーナ・ゴメス(『スプリング・ブレイカーズ』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)、 トム・ウェイツ(『セブン・サイコパス』『ダウン・バイ・ロー』)

2019年/スウェーデン、アメリカ/英語/104分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch
日本語字幕:石田泰子
提供:バップ、ロングライド
配給:ロングライド
詳細はこちら