米ウォルト・ディズニー・カンパニーは、自社の新ストリーミング・サービス「Disney+」の詳細情報を2019年4月11日(米国時間)に発表した。
Disney+
本サービスでは、ディズニー、ピクサー、ルーカスフィルム、マーベル・スタジオ、そしてナショナルジオグラフィックといったウォルト・ディズニー・カンパニー内で取り扱われている各ブランドの既存の発表作はもちろん、「Disney+」オリジナルのコンテンツなどが配信される予定だ。
2021年までには世界全域にサービス展開
今回の発表によれば、「Disney+」の米国におけるサービスは月額6.99ドル、年間プランだと69.99ドル(月5.83ドル)になると言われている。ディズニーは本サービスを、2021年の終わりまでに世界のほぼ全地域へと展開することを念頭においている様子。
バッキー&ファルコンの単独ドラマ、製作決定
Disney+内コンテンツには、先述の通りマーベル・シネマティック・ユニバースの作品も登場。
発表によれば、セバスチャン・スタン演じるジェームズ・“バッキー”・バーンズ/ウィンター・ソルジャーと、アンソニー・マッキー演じるサム・ウィルソン/ファルコンのスピンオフドラマの製作されることに。作品のタイトルは『ファルコン&ウィンター・ソルジャー(邦題未定、原題:The Falcon and The Winter Soldier)』。これまでバッキーを演じてきたセバスチャン・スタンとファルコン役のアンソニー・マッキーが続投する。
『ロキ』主演をトム・ヒドルストンが務めることが決定
トム・ヒドルストンが演じる『マイティ・ソー』の人気キャラクター、ロキを主人公とするドラマシリーズ『ロキ(邦題未定、原題:Loki)』の製作も決定。
今後の作品においても、ロキ役にヒドルストンが続投するものとみられていた。しかし、本作の発表以前このドラマはロキ自身の若きころを描く前日譚である、とのうわさもあった。
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンが単独ドラマ化へ
また、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)などの主要キャラクターであるワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンの単独ドラマも登場。
マーベル・スタジオは作品タイトルを『ワンダヴィジョン(邦題未定、原題:WandaVision)』として正式に発表。現時点でストーリーの内容は明らかになっていない。
本作でスカーレット・ウィッチ&ヴィジョンを演じるのは、本編でも同役を演じているエリザベス・オルセンとポール・ベタニーだ。
これらの作品も観れるディズニーの新ストリーミング・サービス『Disney+』は、2019年11月にアメリカにて配信開始される。日本ではいつサービス開始されるのだろうか、続報を待とう。