2020年5月1日(金)公開のマーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』でついに“フェーズ4”が幕をあけるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。そんなMCUフェーズ4の中でも、ストーリーの鍵を握ると言われている作品『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチヴァース・オブ・マッドネス』(原題)の公開に暗雲が立ち込め始めた。
『ドクター・ストレンジ2』の監督が降板!?その理由とは
前作『ドクター・ストレンジ』に続き監督を続投する予定だったスコット・デリクソンが降板することが明らかになった。情報によると、今回の降板はマーベル・スタジオ側とデリクソンとの「創造性の違い」が理由とのこと。なお、監督からは降板するものの、エグゼクティブ・プロデューサーとしては続投する模様だ。
今回の降板に際してデリクソンは「マーベルと私は『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチヴァース・オブ・マッドネス』について、創造性の違いを理由に別々の道を進むことに互いに同意いたしました」と声明を発表し、円満な合意であったことを明らかにしている。
本作はベネディクト・カンバーバッチが主役ドクター・ストレンジ役を演じる映画で、今後Disney+で放映予定の『ワンダヴィジョン』(原題)に直接繋がるストーリーとしても注目を集めている。今年の5月に制作が始まることが発表されており、2021年5月7日(金)の公開を予定しているが、現状代わりの監督はまだ見つかっていない。未だ制作時期の遅れは発表されていないが、果たして公開日までに間に合うのだろうか? 続報を待ちたい。