2021年最大の超大作である映画『DUNE/デューン 砂の惑星』がついに本日10月15日(金)に日本公開を迎えた。ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭で「映画館でしか味わうことの出来ない“映画の力“を再提示した作品だ」など、大絶賛の声があがり映画の力を証明した勢いそのまま、フランスでの記録的大ヒットを皮切りに、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシアなどヨーロッパを中心に29の国と地域で初登場No.1を獲得している。そしてこの度、世界中が注目する本作の幕開けの瞬間をリアルタイムで目撃するべく、『DUNE/デューン 砂の惑星』の入門ガイドをご紹介!
入門ガイドその1:『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』など名作の原点は「DUNE」だった!?
本作の原作である『デューン/砂の惑星』。アメリカの作家フランク・ハーバートによって1965年に発表されたこの小説は、ネビュラ賞とヒューゴー賞のW受賞を果たし、発売以来読みつづけられているSF小説の金字塔と呼ばれている伝説的な作品だ。一説には、「スター・ウォーズ」シリーズや『風の谷のナウシカ』(1984)、『アバター』(2009)などの映像史に名を刻む作品は、この小説なくして生まれなかったと言われているほど。特に「スター・ウォーズ」シリーズ生みの親ジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ』の世界観を構築する上で読み込んだ本の中に、この小説も含まれていたという。また、本作に印象的に登場する過酷な<砂の惑星“デューン”>で主人公のポールらに襲い掛かる巨大なサンドワームは、『風の谷のナウシカ』で登場する「王蟲」のモデルになったのでは? と長らくファンの間で噂されている。本作の“未来が視える”能力を持つという“選ばれし”青年ポールの主人公像や父を殺され、戦士として覚醒するというストーリーライン、全宇宙のために立ち上がる姿、砂の惑星“デューン”で人々に襲いかかる巨大なサンドワームなど、ストーリー設定や魅力的なキャラクターにインスピレーションを受けて、数々の名作が誕生したとの噂があとを絶たない。
入門ガイドその2:全宇宙の運命を託されるという大きな宿命を背負う主人公“ポール”を軸に展開される壮大なストーリー
本作の主人公は全宇宙から命を狙われる、たった一人の青年ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)。彼には“未来が視える”能力があった。10,191年、宇宙帝国の皇帝からの命令で一族とともに、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な<砂の惑星デューン>へと移住するが、実はそれはワナだった! アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために立ち上がるのだが……。先駆けて公開された海外や、日本国内で実施した試写会の感想でも、「『2001年宇宙の旅』を初めて観た時の感覚」、「まったく新しい時代を立ち上げ、私たちを砂の惑星“デューン“とその先に連れていってくれる」、「映画の世界に入り込むとはまさにこのこと」「新しい伝説のはじまりをみた」など、その壮大な世界観に魅了される観客が続々と生まれている。
入門ガイドその3:マーベルやDCを代表するあのヒーローを演じたキャストたちが出演!超豪華すぎるキャストが大集結
全宇宙から命を狙われる”未来を視る能力”がある青年、主人公のポール・アトレイデスを演じるのはティモシー・シャラメ。ティモシー・シャラメといえば、『君の名前で僕を呼んで』(2017)、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)などで、演技力が高く評価され、いまや世界中から熱視線を浴び、”プリンス・オブ・ハリウッド”と称される若手実力派俳優だ。繊細で可憐、大人しい役のイメージが強いが、本作ではアクションも存分に披露。皇帝の命を受け、人類が生存不可能とされている砂の惑星“デューン”に一族で降り立ったが、父を殺され戦士として覚醒し、全宇宙のために立ち上がる。新時代のヒーローとして戦うティモシー・シャラメの姿は彼の新境地として必見だ!
そして、ティモシーの脇を固める俳優陣も実力派オールスターキャストが集結! 「スター・ウォーズ」続三部作ポー・ダメロン役のオスカー・アイザックと『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のレベッカ・ファーガソンがポールの両親役で登場しているのも注目のポイントだ。ポールを全力でサポートする、心強くて頼もしい、アトレイデス家の腹心を演じるのは、『アクアマン』でおなじみジェイソン・モモア、『アベンジャーズ』シリーズの宿敵サノスを演じたジョシュ・ブローリン。また、「スパイダーマン」シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する謎の美女チャニを演じる。
また、『ブレードランナー 2049』で異次元の天才と称えられ、『メッセージ』でアカデミー賞にノミネートされた映像の魔術師ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、最先端の技術と最高のキャスト・スタッフを用いて映像化を実現! 監督自身が原作のファンで「この作品は原作、そして大スクリーンへのラブレター」と明言するほど完璧な仕上がりとなっているが故に世界中から称賛されていることが伺える。
世界中を魅了する理由がたっぷりの『DUNE/デューン 砂の惑星』。すでに公開がスタートしている日本でも大ヒットの予感が! ぜひあなたも劇場で未知の体験を味わってほしい!
INFORMATION
DUNE/デューン 砂の惑星
10月15日(金)全国公開
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 脚本:エリック・ロス ジョン・スペイツ ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:「デューン/砂の惑星」フランク・ハーバート著(ハヤカワ文庫刊)
出演:ティモシー・シャラメ レベッカ・ファーガソン オスカー・アイザック ジョシュ・ブローリン ステラン・スカルスガルド ゼンデイヤ シャーロット・ランプリング ジェイソン・モモア ハビエル・バルデムほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
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