伝説のサーフィン映画『エンドレス・サマー』、全世界に100枚しかない60周年記念シルクスクリーンアートプリントが新宿ピカデリーにて1日限定で展示販売｜デジタルリマスター版は今週末より劇場公開

『エンドレス・サマー デジタルリマスター版』が4Kリマスターとなって7月12日（金）より新宿ピカデリーほかにて公開。今回は本作の製作60周年を記念したポスターの展示販売と、その制作裏を捉えた特別映像が公開された。

破格の77万円で販売｜制作裏を捉えた映像も到着

サーフィンを心から愛するマイク・ヒンソンとロバート・オーガストと共に最高の波を探し求める史上最も有名なサーフィン映画『エンドレス・サマー』。1966年に全世界で公開され、数々の興行記録を塗り替えた。多くの観客の冒険心をかきたて、人生に影響を与え、今もなお、バイブルとして愛され続けるサーフムービーの金字塔であり、サーファーの究極の夢、波を求めて旅をする「サーフトリップ」という概念を生み出した。アメリカにおいて、本作は米国議会図書館、ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

今回はそのデジタルリマスター版の公開に合わせて、全世界に100枚しかない60周年記念限定シルクスクリーンアートプリントが公開。貴重な1点を、新宿ピカデリーにて展示し、さらには販売も行う予定だ。誰もが一度は目にしたことがある「あの」デザインは、ポップアートのレジェンドであるジョン・ヴァン・ハマーズヴェルドが創り上げたもの。映画製作60周年で作られた今回のポスターにも、ジョン・ヴァン・ハマーズヴェルドは参加し、シルクスクリーンという技法を使って、より鮮やかな色味で仕上げることで映画の世界観を表現した。全世界で100枚の限定生産ということで、すべてのプリントにシリアルナンバーとジョン・ヴァン・ハマーズヴェルドのサインが入っている。

『エンドレス・サマー デジタルリマスター版』公開を記念して公開される1枚は、シリアルナンバー44番の代物。北米のブルース・ブラウンフィルムズ公式HPではポスターのみで7500ドル（関連費用含まず／$1=160円換算で120万円）で販売されているが、今回、映画公開記念として1枚のみ特別に破格の77万円（税込）にて映画公開初日の7月12日（金）1日限定で新宿ピカデリーにて展示販売される。

さらに、この60周年記念シルクスクリーンアートプリントの制作裏を捉えた映像も到着。サウス・エル・モンテにあるプリントスタジオで、原画を忠実に再現するために試行錯誤するアーティストたちの姿が収められている。ジョン・ヴァン・ハマーズヴェルドもインタビューに応じ、「まさに芸術と言える作品に仕上がった」とコメントしている。こちらもぜひチェックしていただきたい。