イザベル・ユペール、ギャスパー・ウリエル主演、ジェイムズ・ハドリー・チェイスの『悪女イヴ』を原作とするブノワ・ジャコー監督最新作2018年7月7日公開予定『エヴァ』の予告編が公開されました。
フランスの至宝イザベル・ユペールが娼婦に!誘惑と官能の予告編
今作は、監督のブノワ・ジャコーが13歳頃、映画監督への憧れを持っていた時期に読んだ英国の人気作家ジェームズ・ハドリー・チェイスの小説『悪女イヴ』にたちまち引き込まれた事から映像化を決意し、その強い思いが50年以上の歳月を経て舞台をアメリカからフランス(パリとアヌシー)に移し、信頼を寄せる豪華俳優陣と共に遂に実現しました。
主演はフランスを代表する演技派女優として国際的にも活躍するイザベル・ユペール。
1972年のスクリーンデビュー以降、クロード・シャブロル、アンドレ・テシネ、ジャン=リュック・ゴダール、ミヒャエル・ハネケなど名だたる監督作品に出演し、ポール・ヴァーホーヴェン監督の『エル ELLE』(17)では第89回アカデミー賞®主演女優賞にノミネートされました。
その彼女に魅了され、堕ちていく作家ベルトラン役は『サンローラン』(15)、『たかが世界の終わり』(17)のギャスパー・ウリエルが演じます。
「罠」、「嫉妬」、「鞭」それらが示すものとは?
そして官能と破滅の匂いに満ちた関係の行きつく先とは…
7/7(土)公開『エヴァ』予告編
エヴァ
2018年7月7(土)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
出演:イザベル・ユペール、ギャスパー・ウリエル、リシャール・ベリ
監督:ブノワ・ジャコー『マリー・アントワネットに別れをつげて』
2018/フランス/カラー/フランス語/102分
映倫:G
原題:EVA
原作:「悪女イヴ」 ジェイムズ・ハドリー・チェイス(小西宏訳) 創元推理文庫
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:ファインフィルムズ
【STORY】
他人の戯曲を盗んで発表したことで、一躍成功をつかんだ男ベルトラン。2作目を期待されるがペンは進まず、パトロンからは矢の催促が。執筆の場である別荘に着くと、吹雪で立ち往生した男女が窓ガラスを割って入りくつろいでいた。腹を立てたベルトランは、バスタブにつかっていた娼婦エヴァに文句を言おうと近寄るが、彼女に一瞬で心を奪われる。次作の題材という名目でエヴァに近づくが冷たくあしらわれ、思うようにならない関係に苛立ちを募らせたベルトランは、周囲の人間を巻き込み官能と破滅の道を突き進んでゆく……。