いよいよ今週末に公開を控えている話題の映画『ファースト・マン』。
第89回アカデミー賞で史上最多14ノミネートを受けた『ラ・ラ・ランド』(16年)のデイミアン・チャゼル監督と主演ライアン・ゴズリングが再タッグを組んだ本作に向けて、ポルノグラフィティの新藤晴一ら著名人からコメントが届き、公開前に盛り上がりを見せている。
自身の代表曲「アポロ」でメジャーデビューを果たしたロックバンド、ポルノグラフィティの新藤晴一は「見上げるしかなかった月に本気で行こうと考えてた人がいるというひとつの人間の強さ、想像力の強さ、具現化する力みたいなものを感じました。音楽はすごい印象的で、喜びとか不安とか葛藤がひとつのサウンドトラックの曲の中で入り混じっていったり、入れ替わっていったり。やっぱり監督ならではと思いましたね」と、本作への熱い想いを明かしている。
また、実際に宇宙の旅を経験したことのある宇宙飛行士の山崎直子からは「感動するところ、共感するところが多々あって本当に見入ってしまいました。過酷な宇宙の状況と日常のごくありふれた景色の対比がとてもリアルだなと思いました。家族の大変さや“想い”というものをこの映画を通して是非感じて頂きたいと思います」と命懸けのミッションに身を投じた、当人ならではのコメントが寄せられている。
映画のオフィシャルサイト上では、本作の主人公ニール・アームストロング船長の次男であるマーク・アームストロング氏や、音楽評論家の宇野維正といった錚々たる著名人達からのコメント映像も現在公開中。十人十色に語られている本作のコメントを聞きながら、映画公開前に気分を高めるのもまた一興かも。