『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と主演ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ映画『ファースト・マン』が、月面着陸から50周年のアニバーサリーイヤーとなる2019年の2月8日(金)に公開となる。
まだ携帯電話も無かった時代に月へと飛び立ったアポロ11号。人類初の月面着陸という前人未踏の未知なるミッションにして、人類史上最も危険なミッションが、アポロ11号船長ニール・アームストロングの視点で描かれていく。
今回、ライアン・ゴズリングがリサーチを重ねたという繊細な演技が映し出される本編映像が到着。解禁されたのは、アポロ11号の乗組員に任命されたニール・アームストロング船長(ライアン・ゴズリング)、バズ・オルドリン操縦士(コリー・ストール)、マイケル・コリンズ操縦士(ルーカス・ハース)の3名が、出発に向けての記者会見に登壇する様子が映し出されたワンシーン。
『ファースト・マン』本編映像 ライアン・ゴズリングの繊細な演技が垣間見える記者会見シーン
会場には人類初の月面着陸という華々しいミッションに目を輝かせ、我こそ先に質問しようと次々に挙手する記者たちと、“第1号”になれるかもしれない喜びに心を躍らせながら意気揚々と質問に答えるバズの姿が。しかし、ニールだけは記者たちの羨望の眼差しに目をしかめ、“もし成功したら…”という質問にも「皆、成功を目指しています」と淡泊に回答。
続けて、“人類初の月面着陸に何を持っていくのか?”と問われるも「少しでも多くの燃料を」と毅然とした態度を貫くのだった。周りから英雄として讃えられる一方で、幼い娘を失くした過去や、命を落としていった仲間たちの想いを背負いながら過酷なミッションに向き合っていくニールの複雑な心情を、名優ライアン・ゴズリングが持ち前の演技力で繊細に演じる。
実在したニール・アームストロングというキャラクターが、ライアンの徹底したリサーチと二人の間に存在した共通点によって、劇中でどのように映し出されていくのか。ライアン渾身の演技に注目しながらも、息を飲むほど美しい月面の絶景を是非ともその眼で堪能してほしい。