ヒーローらしからぬ自由奔放なスタイルと過激なアクションで世界中を魅了した『デッドプール』のライアン・レイノルズが今度は、地味で平凡な“ゲームのモブキャラ”ガイを演じる!? 爽快アクション超大作『フリー・ガイ』が本日8月13日(金)に公開を迎えた。本作でライアンが演じるガイは、やりたい放題の過激なヒーロー“デッドプール”とは対極に見えるキャラクターだが、ライアンは「ステレオタイプな男らしさにとらわれない<自分らしさ>がある」とふたりの共通点について明かしている。
『フリー・ガイ』主演のライアン・レイノルズがデッドプール&ガイの共通点を語る!
本作のガイは、ゲームの世界で平凡で退屈な毎日を繰り返しているが、あることをきっかけに自分がモブキャラであるという衝撃的な事実に気づき、新しい自分に生まれ変わるため“主人公=ヒーロー”を目指していく。そんなガイについてライアンは「ガイはスウィートだし、純粋で、何もかもを新しいと感じる5歳児のような純真無垢な存在なんだ」と説明しその魅力を語っている。
一方で、過去にライアンが演じて大人気となったデッドプールはハチャメチャな無責任ヒーローで、”R指定”なブラックユーモア溢れるキャラクター。一見真逆に見えるふたりのキャラクターだが、ライアンは「デッドプール同様に“ガイ”には性別は特別な要素ではなくて、彼は純粋な心を通して世界を見ている。ガイにとっての生きる目的は自分の周りにいる人たちのために良い変化を皆で一緒に起こすことなんだ。ガイには男らしいとか男らしくないとか、そんな概念は全くないんだ」と、“デッドプール”と“ガイ”に共通する「性別に捉われない自分らしさ」について説明した。
実際に、ライアンはデッドプールを演じる上で気をつけていたこととして「デッドプールのキャラクターを正しく描くためにスタントの一番最後を自分でやったんだ。ステレオタイプの男らしさに寄らず、かといっていわゆる女らしさに寄るわけでもない、バランスを取るためだったんだよ」と過去の撮影を振り返っている。「デッドプール」シリーズではアクロバットを駆使した過激なアクションをスタントマンが演じていたが、ライアンはアクロバティックな着地が好戦的だったり、立ち去る時の歩き方がガニ股歩きだったりと、ステレオタイプの男性らしさが強く出ていると感じたという。そのためその部分はライアン自身が演じ、性別に捉われない「デッドプールらしさ」を大切にしたのだそう。
また、ライアンは本作について「この映画は間違いなく僕らの時代を伝えていると思う。自分自身の世界の見方や、自分の人生を自分らしく生きることについて伝えているんだ。僕はこの映画をとても誇りに感じているよ」と語っている。純粋無垢なモブキャラ“ガイ”をライアンはどのように演じるのか? 自分らしく、ヒーローとして生まれ変わるガイが見られる本作は必見だ!
映画『フリー・ガイ』【ゲーム史上最大の危機】編 8月13日(金)劇場公開
INFORMATION
フリー・ガイ
8月13日(金)映画館のみ公開!
監督:ショーン・レヴィ(『ナイト ミュージアム』、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)
出演:ライアン・レイノルズ、ジョディ・カマー、ジョー・キーリー、タイカ・ワイティティ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.