名もなき青年の死に全米の人たちが涙し、そのことが社会現象となった事件を元に描く衝撃作『フルートベール駅で』が遂に日本で公開されます。弱冠27歳の新人監督ながら全世界からの絶賛を集め、<サンダンス映画祭2013>では“作品賞”と“観客賞”のW受賞、さらに<カンヌ国際映画祭2013>では、“ある視点部門 フューチャーアワード”賞を受賞する快挙を遂げましたました。
新人監督ながらも既にオスカー候補最有力視されており、今後も各賞レースを騒がせるであろうこの作品、わずか7館のスタートから異例のヒットで1063館に拡大公開されたということで期待は高まるばかり!
2014年3月21日(金・祝)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開ということなので、是非映画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
ストーリー
2009年元旦。新しい年を迎え歓喜に沸く人々でごった返すサンフランシスコ「フルートべ ール」駅のホームで、22歳の黒人青年が、警官に銃で撃たれ死亡した。丸腰の彼は、3 才の娘を残し なぜこのような悲惨な死を迎えることになったのか。本作は彼が事件に巻き込まれる前の“人生最後 の日”を描いている。決してニュースを見ているだけではわからない、一人の人間の非業の死が、い かに悲しく、周囲の人を傷つけるか、そして、ただ一人の人間の命が、いかに重く尊いものなのかを 描き出し、観る者の心に訴えかける。
『フルートベール駅で』
2014年3月21日(金・祝)武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町 ほか全国公開
2013年/アメリカ/ビスタサイズ/dcp5.1ch/85分/原題:Fruitvale Station/PG12
出演:マイケル・B・ジョーダン、オクタヴィア・スペンサー
監督:ライアン・クーグラー
製作:フォレスト・ウィテカー
配給:クロックワークス
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