『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル監督最新作『永遠の門 ゴッホの見た未来』が本日、11月8日(金)より公開中だ。これに合わせて、本作の重要なシーンを収めた本編映像が解禁された。
「芸術家とは何かー」ゴッホの答えとは。
本日より解禁された映像は、ゴッホが晩年を過ごしたオーヴェル=シュル=オワーズで出会い、ゴッホの最期を看取ることになるガシェ医師とゴッホが、”絵を描くこと”そして、“永遠”に関して対話をするという重要なシーン。
「芸術家とは何かー」という大きなテーマに向き合うゴッホは「今は自分と永遠との関係しかない」という答えに行きついたことを吐露し、悲しい影を宿しながらも、何かを悟ったような彼はスッキリした表情を見せる。
脚本を手掛けた、自身もアーティストであるジュリアン・シュナーベル監督が持論をも重ね合わせたセリフと考えると、より一層、重要さが感じられる。
シュナーベル監督が大絶賛した逸材、ウィレム・デフォー
今作で主人公フィンセント・ファン・ゴッホを演じたのは、<第75ヴェネチア国際映画祭>で最優秀男優賞に輝き、さらにアカデミー賞主演男優賞に初ノミネートを果たした、ウィレム・デフォー。シュナーベル監督も「この役は、彼しか考えられなかった」とウィレム・デフォーを大絶賛している。
本作が描くゴッホは、世の中で認められず、近しい芸術家たちとも真っ当な人間関係を築けずに、常に孤独の中に生きていた。そんな彼が唯一才能を認め合い、心の内をさらけ出すことのできたポール・ゴーギャンとの出会いと、共同生活の破綻。そして、いまだ多くの謎が残る死……。
生きているうちに誰にも理解されなくとも、自分が見た”世界の美しさ”を信じ、筆を握り続けたゴッホ。不器用なまでに芸術と向き合った孤高の画家が、自らの人生を通して何を見つめていたのかを圧倒的映像美で贈る珠玉の感動作だ。
数多くの偉大な名画を残したゴッホ。彼が描いた世界観をぜひ劇場で味わってみては?
【公式】『永遠の門 ゴッホの見た未来』11.8公開/本編映像②
INFORMATION
永遠の門 ゴッホの見た未来
11月8日(金)新宿ピカデリー他 全国順次ロードショー
監督・脚本:ジュリアン・シュナーベル
脚本:ジャン=クロード・カリエール
出演:ウィレム・デフォー、ルパート・フレンド、マッツ・ミケルセン、オスカー・アイザック、マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ
配給:ギャガ、松竹
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