ランス映画『グレート デイズ!-夢に挑んだ父と子-』が8月29日(金)より全国で公開中だ。同作は、車いすの青年とその失業中の父親が2人でトライアスロンの最高峰”アイアンマンレース”に挑戦して、家族の再出発を目指すという物語。

初日鑑賞者のアンケートに基づく満足度は97.5%、WEBやTwitterには「ものすごくあったかくて、ものすごく力強い映画」「あたたかい涙ってこういう涙だって、久々に感じました」「素直に泣いた快作だ。」などという感想が書き込まれ、本作が持つポジティブなパワーに反響を呼んでいる。とりわけ、映画の予告編や最大の見せ場であるラストシーンに使用されている挿入歌についての書き込みも目立っている。

使用されている楽曲は、アイスランド出身のアート系ポストロックバンド、シガー・ロスの4枚目のアルバムとなる『Takk…』に収録された“Hoppipolla”。物語が収斂するラストに挿入されており、映画に一層深みを与えている。シガー・ロスは、アイスランド出身のポストロックバンド。彼らの音楽は、荘厳で深遠、繊細にして激情を湛えた幻想的な重層音と、フロントマンのヨンシー・バーギッソンの濁りのない透き通ったエンジェリック・ヴォイスが聴く者を覚醒感と甘美な陶酔感で包み込み、唯一無二の音世界を醸成させる。

今年でバンド結成20周年を迎え、ますます飛翔し続ける彼らの楽曲が相乗効果をもたらす‶映像作品‶はそれだけでも一見の価値はありそうだ!!

映画『グレート デイズ!-夢に挑んだ父と子-』

8月29日(金)TOHOシネマズ 日本橋 他 全国順次ロードショー!

監督:ニルス・タヴェルニエ『エトワール』『オーロラ』
出演:ジャック・ガンブラン『最初の人間』 アレクサンドラ・ラミー『Ricky リッキー』 ファビアン・エロー
提供:ギャガ/カルチュア・パブリッシャーズ 配給:ギャガ
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